2009年12月11日金曜日

★ご報告:世界人権デー たくさんの方のご参加ありがとうございました!



「世界人権の日」にあたる10日、日本に住む難民や市民団体など約300人が渋谷の国連大学前に集い、「世界中のすべての人々に“人権”と“自由”を!」と訴えました。

PFB、在日ビルマ人、(社)アムネスティ・インターナショナル日本、(特活)ヒューマン・ライツ・ナウが呼びかけたこの集いには、人権状況が深刻なイラク、エチオピア、コンゴ、スーダン、チベット、フィリピンから、そしてクルド人、ビルマ人のみなさんなど日本に住む難民や支援団体の日本の方々などたくさんの方が参加してくださいました。参加団体の方々から、各国の人権状況をお話いただき、共に人権侵害の犠牲となった世界の人々へ黙祷を捧げ、人権尊重・平和への祈りを込めて放鳥しました。

PFB事務局




2009年12月10日木曜日

★プレスリリース:世界の国会議員440人以上が国連安全保障理事会に書簡 

本日、ビルマ市民フォーラムはビルマ情報ネットワーク米国ビルマキャンペーンと共に以下のプレスリリースを発表しました。

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【プレスリリース】 
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世界の国会議員440人以上が国連安全保障理事会に書簡 ビルマ紛争地域での人道に対する罪についての事実調査などを要請
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2009年12月10日配信 
ビルマ情報ネットワーク、ビルマ市民フォーラム、米国ビルマ・キャンペーン

2009年12月10日午後2時解禁(日本時間)


本日、世界各国の議員442人が、ビルマ(ミャンマー)で同国の軍事政権が犯している人道に対する罪とその他の戦争犯罪について調査するための調査委員会を設置し、ビルマ軍政に対する国際的な武器禁輸措置を取るよう国連安全保障理事会に呼びかけた。日米の市民団体「ビルマ情報ネットワーク」、「ビルマ市民フォーラム」と「米国ビルマ・キャンペーン」は、このような呼びかけが行われたことを歓迎する。

世界人権宣言61周年に際し、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカの29か国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、インド、韓国、ブラジル、インドネシア、モルディヴ、カンボジア、オーストラリアほか)から442人の国会議員が国連安全保障理事会理事国に書簡を送った。この書簡は、与党民主党の今野東議員と犬塚直史議員が呼びかけ、世界各国の議員に賛同を求めたものである。各国政府の対ビルマ政策はさまざまだが、書簡に賛同した議員は全員、ビルマの人権状況を深く憂慮している。そして、議員らは、国連安全保障理事会に対し、ルワンダやダルフールでの人権侵害に対する措置と同様の措置をとることを求めている。

議員らは、特に、ビルマで同国の軍事政権が犯している人道に対する罪とその他の戦争犯罪について調査するための調査委員会を設置し、ビルマ軍政に対する国際的な武器禁輸措置を取るための決議を採択するよう、国連安保理に対して求めている。今野東議員は、「国連安保理はもっと早い段階で、上記のような行動を取るべきだった。既に数十年もの間、ビルマの軍事政権は自国民に対して残虐な攻撃を行ってきた」と述べている。

ビルマ軍政は、少数民族に対して軍事攻撃を行い、ビルマ東部では1996年以来、3,500以上の村や集落を破壊した。ハーバード・ロースクール国際人権講座の最近の報告によれば、軍政がビルマ東部で人道に対する罪を犯してきたことを示す確固たる証拠がこの十数年の間に見つかっている。

ジョセフ・ピッツ米下院議員は、「この書簡は、世界の目がビルマに向けられていること、そして軍政による人権侵害が続いていることに注目するよう我々が呼びかけていることを示すものである。村の破壊や民族浄化は終わらせなければならない。私は、世界中で自由な選挙で選ばれたこれほど多くの議員たちとともに、ビルマ軍政に対し、国民の権利を尊重し、愚かな暴力行為を停止するよう呼びかけることを光栄に思う」と述べた。

2009年には、米国、カナダ、イギリスの議員たちも既に同様の要請を行っている。米国下院議員55名は6月15日にオバマ大統領に書簡を送り、ビルマでの人道に対する罪を調査する委員会の設置を国連安保理に促すよう求めている。また10月9日には、カナダの議員82名がハーパー首相と潘基文国連事務総長に対して同様の要求を行った。11月26日には、イギリス議会で、ビルマ軍事政権の人道に対する罪を調査する調査委員会の設置を国連に求めるよう政府に呼びかける早朝動議が提出され、現時点で92人の議員が署名している。


▼ビルマ情報ネットワーク ウェブサイトより
★国会議員442人から国連安保理への書簡(日本語訳)

★ビルマ東部の情勢不安定化(TBBCプレスリリース、2009年10月29日)

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2009年12月8日火曜日

★12月10日は「世界人権デー」!アクションにご参加ください!


(c)Ko Ko Nge

12月10日は「世界人権デー」です。
これまで、在日ビルマ(ミャンマー)人のみなさんは、この人権デーにあたり母国の人権の保障と自由を訴えて、毎年デモ行進を行ってきましたが、今年も、この記念すべき日にあたって、世界の人々の人権と自由を訴えるためのアピール行動を企画しました。

「ビルマでは軍政による人権侵害で多くの市民が苦しんでいるが、世界にはビルマ同様、自由と人権を求める人たちがいる。世界人権デーにあたる12月10日、日本で暮らす世界各国からの友人らとともに、人権・自由を求める声を大きくあげたい!」という在日ビルマ人の思いが込められています。

ビルマのみならず、日本国内や世界中のさまざまな国で、それぞれが抱える問題に取り組む、多くのNGOも参加の予定であり、もちろん在日ビルマ人のみならず、外国籍の方々も集まってくれる予定です。

当日は、午後3時より人権侵害の犠牲となった世界の人々の冥福を祈った後、呼びかけ団体、参加団体の方々からスピーチを頂きます。また、平和、人権尊重への祈りをこめて大空への放鳥を予定しています。


平日の昼間ではありますが、ご都合のつく方はぜひご参加ください。

*昨年の人権デーの様子はこちらからご覧いただけます。


PFB事務局 宮澤


転送・転載歓迎
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『世界人権デー』アクション参加のお願い 12/10(木)15時~
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世界中のすべての人々に“人権”と“自由”を!
--Human Rights and Freedom for All --
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想像してみてください。
世界の人々の、かけがえのない人権の『いま』

1948年の12月10日、パリで、「すべての人は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」で始まる「世界人権宣言」が採択されました。この日を記念して、12月10日は世界人権デー( Human Rights Day) です。

しかし、今、世界では、かけがえのない人権と自由がすべての人に保障されているでしょうか?

私たちはこの世界人権デーにあたり、深刻な人権侵害が続くビルマ(ミャンマー)など日本で暮らすアジア地域の友人たち、国内のNGOの方々とともに、アジア地域、そして世界中の人権の回復を求めるアピールを行いたいと思います。

人権と自由の回復を求めていているのは世界の人々も同じです。世界人権デーにあたって、同じ民主主義、人権、自由を求める世界の人々と連帯し、共に声をあげたいと思います。

ぜひみなさま、ご参加ください!

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●日時:2009年12月10日 (木)15時~17時
   
●場所:国連大学前
 所在地:東京都渋谷区神宮前5-53-70
 地図: http://www.unu.edu/hq/Japanese/access/index.html

●当日の流れ(予定)
15:00~ *人権侵害の犠牲となった世界の人びとへの黙祷
15:05~ *ビルマ僧によるお祈り
15:25~ *人権尊重、平和への祈りをこめて放鳥(予定)
15:30~ *呼びかけ団体からのスピーチ、参加団体からのスピーチ など


●呼びかけ団体
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ市民フォーラム 
(特活)ヒューマンライツ・ナウ 
(社)アムネスティ・インターナショナル日本


●問合せ先:在日ビルマ人共同実行委員会(JAC)
   090-4964-9718(日本語可)
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2009年12月3日木曜日

★【署名活動へのご協力お願い】在マレーシアのビルマ難民への人権侵害に NO!! 

みなさま、


在マレーシアのビルマ難民への人権侵害を描いたドキュメンタリー映画『HOME』の完成とあわせ、現在マレーシア政府に対し、難民に対する人権侵害に抗議し、国際人権条約にしたがって難民を保護するように求める署名運動が行われています。

わたしたちビルマ市民フォーラムもこの署名(抗議書)に賛同しています。

みなさまのご理解と署名活動へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。お知り合いの方々にもどんどん広めていただければ幸いです。

事務局 宮澤


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★ 在マレーシアのビルマ難民への人権侵害に NO!! 
★  
★     署名活動へのご協力お願い★ 
★                    --- プロジェクト・ホーム---

★"Stop Arrest, Detention, and Deportation of Burmese Refugees
★ and Asylum-Seekers In Malaysia"                 
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軍事政権が支配するビルマから、ジャングルを越え必死の思いで脱出した難民たちが、ようやくたどり着いたマレーシアでさらに逮捕・監禁・暴力・人身売買の被害にあっている。

――この現実に衝撃を受けたリム・デズリ監督が、ビルマ難民や彼らを支援するマレーシアの人権活動家と協力して撮影したドキュメンタリー映画『HOME』がついに完成した。


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■Project HOME について
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マレーシア人として、ビルマ難民に対する人権侵害がマレーシアで横行していることを傍観できないと感じて立ち上がった2人がこのプロジェクトを始めました。リム・デズリは、マレーシア生まれで東京在住の映像作家。メリー・チュアは、マレーシアを拠点に活動している人権活動家です。

難民たちが受けている差別・迫害を映像作品として記録し、世界の人々に関心と行動を呼びかけるために、ドキュメンタリー版と「HOME」ドラマ版、2つの「HOME」が今年3月に撮影されました。

「HOME」ドキュメンタリー版では、マレーシアのビルマ難民たちが、自分たちが受けている人権侵害の実態を証言しています。一方、「HOME」ドラマ版は、ある一人のビルマ難民女性が、自分の「HOME」を探し求める物語です。ビルマ難民とマレーシア人のボランティアが協力して撮影されました。予告編はこちらから見ることができます。
*ドキュメンタリー版
*ドラマ版



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■署名へのご協力をお願いします!
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映画の上映とあわせて、マレーシア政府に対し、難民に対する人権侵害に抗議し、国際人権条約にしたがって難民を保護するように求める署名運動を行っています。下記のリンクから簡単に署名をすることができますので、どうぞご協力ください。

<オンライン署名サイト>
▼日本語
http://www.projecthomemalaysia.com/

▼英語
http://www.petitiononline.com/9002emoh/petition.html


▼プロジェクト・ホームに関するさらに詳細はこちらから。


お問合せは desireelimfilms@gmail.com

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■ ドキュメンタリー『HOME』 
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急速な経済発展を遂げてきたマレーシア。その繁栄には、数十万人にのぼる外国人労働者の力が欠かせなかった。その中には数多くのビルマ難民も含まれている。毎年、数千人のビルマ難民が軍事政権の迫害を受け、ジャングルや山を越えて、隣国のタイやマレーシアに逃れている。しかし、ようやくマレーシアにたどりついても、そこに安全や希望はない。彼らを待っているのは、汚職まみれの警察による逮捕・監禁・暴力・人身売買だ。多くの危険に晒されても、ビルマ難民たちは生きのびるためにマレーシアにやってくる。マレーシア政府は国連の難民条約に加入しておらず、国連や国際人権団体の訴えにもかかわらず、難民の待遇に改善は見られていない。

『HOME』は、これまで数多くの映像作品を手がけてきたリム・デズリ監督が、生まれ故郷のマレーシアで起きている人権侵害に衝撃を受け、難民たちやその支援に携わる人権活動家とともに作り上げた、ドキュメンタリー作品だ。

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■リム・デズリ監督(Desiree LIM) プロフィール
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マレーシア生まれ中国系2世、上智大学新聞学科卒、元テレビ朝日社員。日本在住14年目。英語、日本語の他に、北京語、広東語、マレー語を操る。テレビ映画・ドラマの脚本・監督のほか、テレビ番組のディレクターを務める。自主制作の短編や商業作の長編作品は世界過各国の映画祭で上映される。

公式サイト:  www.desireelim.com

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2009年11月25日水曜日

★【ご報告】ビルマ民主化実現に向けた国際シンポジウム


11月23日(月・祝)に実施したビルマ民主化実現に向けた国際シンポジウム『シュエゴンダイ宣言 - ビルマ連邦国における国民和解への道』には400名以上の方にお集まりいただきました。どうもありがとうございました。

関連記事をご紹介します。
▼毎日新聞 2009年11月24日 東京朝刊ミャンマー:亡命政権、スーチーさん軟化を評価 「軍政は憲法修正を」

▼IRRAWADDY (Monday, November 23, 2009)
Tokyo Support for NLD Stand on 2010 Election

2009年11月20日金曜日

★ビルマ民主化実現に向けた国際シンポジウム開催のご案内(11/23, 10時~)総評会館2階

みなさま、

2010年の総選挙を前に、在日ビルマ人民主化活動家のみなさんが主催し下記の通りビルマの民主化実現に向けた国際シンポジウムを開催いたします。直前のご連絡となりましたが、ぜひご来場ください。

なお、PFB運営委員でもある根本敬教授も参加し、基調講演(午前)を行います。皆さまのご来場、心よりお待ちしております。


ビルマ市民フォーラム
事務局 宮澤


【転送・転載歓迎】
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ビルマ民主化実現に向けた国際シンポジウム
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『シュエゴンダイン宣言-ビルマ連邦国における国民和解への道』━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Shwegondaing Declaration
- Gateway to National Reconciliation in Union of Burma


ビルマ軍事政権は、ビルマ国民民主連盟(NLD)をはじめとする民主化勢力や少数民族の合意がないまま2010年に総選挙を実施し、一方的に民主化プロセスを進めようとしています。

このような中で、ビルマ国外で活動する民主化勢力と少数民族など7団体は、ビルマの民主化に向けた新たな国民和解政策を提案しました。

11月23日(月・祝)、シンポジウム「ビルマ連邦国における国民和解への道」をビルマ国民民主連盟(解放地域)日本支部NLD (LA) JB主催により下記の通り開催します。

            記

■日時:2009年11月23日(月・祝) 
10:00~16:20 (9:30開場)

■入場無料 (事前申込不要/先着順)

■会場:総評会館2階大会議室
http://www.sohyokaikan.or.jp/access/
・東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B3出口(徒歩0分)
・東京メトロ丸の内線 淡路町駅   B3出口
・JR中央線・総武線 お茶の水駅 聖橋口(徒歩5分)

■主催:国民民主連盟(解放地域)日本支部 NLD (LA) JB

■後援:日本労働組合総連合会(連合)、ビルマ市民フォーラム(PFB)、ビルマ日本事務所(BOJ)、在日ビルマ人民主化団体

■問合せ先: ビルマ日本事務所
 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館3階
 電話:03-5296-3010 FAX:03-5296-7903
       
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■プログラム9:30 開場

10:00 開会 ・挨拶

10:30-12:30 パートⅠ:「ビルマの民主化に向けた国民的和解への
              提案(新政策)について」
               (基調講演/パネルディスカッション)
12:30-13:30 休憩

13:30-16:10 パートⅡ:Ⅱ「ビルマの民主化へ向けた今後の展望と戦略」
                 (パネルディスカッション 他)
16:20  閉会

(言語: 日本語・英語・ビルマ語/通訳あり)



■出席者(五十音順)

<ご挨拶/講演ほか>

・秋元 由紀 氏 ビルマ情報ネットワーク ディレクター、米国弁護士
・Khun Myint Htun氏  ビルマ連邦国民暫定政府(NCGUB) 労働大臣
・今野 東 氏 (参議院議員) ミャンマーの民主化を支援する議員連盟
・末松 義規 氏 (衆議院議員)ミャンマーの民主化を支援する議員連盟
・Than Zin Oo 氏 国民民主連盟(解放地域)日本支部代表
・土井 香苗氏 ヒューマン・ライツ・ウォッチ コンサルタント、弁護士
・南雲 弘行氏 連合事務局長
・根本 敬 氏 上智大学外国語学部教授、ビルマ市民フォーラム運営委員
・外務省 福山哲郎外務副大臣
・Rachada Dhnadirek氏 ASEAN国会議員によるミャンマー議連(AIPMC)
・ その他(調整中)


<パネルディスカッション>
*パートⅠ
・Khun Myint Htun氏 (ビルマ連邦国民暫定政府(NCGUB) 労働大臣)
・根本 敬氏 (上智大学外国語学部教授、ビルマ市民フォーラム運営委員)
・Rachada Dhnadirek氏(ASEAN国会議員によるミャンマー議連(AIPMC))
・ その他(調整中)

*パートⅡ
・Khun Myint Htun氏 (ビルマ連邦国民暫定政府(NCGUB) 労働大臣)
・Rachada Dhnadirek氏(ASEAN国会議員によるミャンマー議連(AIPMC))
・ その他(調整中)


★都合により急遽内容・出席者に変更がある場合がございます。ご了承ください。

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【シンポジウム開催にあたって】
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ビルマでは来年(2010年)総選挙が実施される見込みです。

軍政による総選挙の実施は1990年以来2度目ですが、この選挙の実施の法的基盤となる2008年憲法はビルマ国軍の特権を認めた内容です。
この憲法は軍政のピックアップメンバーによって草案が作られており、2008年5月の巨大サイクロンによる多大被害が残る中強行された国民投票によって「90%以上賛成率」をもって「承認」されたことになっていますが、その数字からみても国民投票そのものが茶番劇だったことは明らかです。選挙関係の細かい規定がいまだ発表されないなか、軍政はおそらく選挙期間を短く設定し、反軍政系の政党が十分な準備期間を獲られないように画策する可能性が高いでしょう。

一方、自宅軟禁中のアウンサンスーチーさんが書記長を務める国民民主連盟(NLD)は、本年(2009年)4月に発表した「シュエゴンダイン宣言」を通じて、下記3条件が認められなければ選挙に参加しないとの意向を発表しています。
・NLD指導者を含む全ての政治囚が無条件に釈放されること
・民主的な基準にそぐわない2008年憲法の修正がなされること
・国際監視団のもとで公平で自由な選挙が実施されること


NLDはまた、この「シュエゴンダイン宣言」の中で、国民和解と相互の尊重に向けたすべての関係者による無条件の対話が開始されるべきであると謳っています。

こうした状況に鑑み、アウンサンスーチーさんとNLDを支持する私たち国民民主連盟(解放地域)日本支部および在日ビルマ人民主化活動家諸団体は、NLDが表明した「シュエゴンダイン宣言」だけがビルマにおける真の国民和解を実現するための道であると確信しています。もし、「シュエゴンダイン宣言」で示された条件を無視して総選挙を実施するならば、それは結果のいかんを問わず、単にビルマ軍事政権の恒久独裁を実質的に認めるだけのことになります。軍政はしかし、国内および海外からの提言を受け入れる用意はないことを明言し、このまま軍政のペースで総選挙を実施しようともくろんでいます。

そこで、私たちは上記の内容で、シンポジウム/パネルディスカッションを実施いたします。なぜ、「シュエゴンダイン宣言」に示された条件の実現だけが、ビルマの国民和解を推進するための唯一の道だといえるのか。パネリストのみなさんとともに、ぜひ考えていただく機会になれば幸いです。

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2009年11月16日月曜日

★第58回PFB例会 ドキュメンタリー映画『HOME』上映、リム・デズリ監督を招いて/在日ビルマ難民 最新報告 

【転送・転載大歓迎】
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 第58回 ビルマ市民フォーラム例会のご案内━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次回PFB例会では、マレーシアのビルマ難民が受けた人権侵害の証言を記録したドキュメンタリー映画『HOME』を上映を上映します。

上映後には リム・デズリ監督をお招きし、映画制作に至った経緯や動機をたっぷりとお話いただきます。

例会の後半では、今年10月、この映画『HOME』で描かれている在マレーシアのビルマ難民のもとを実際に訪れた全国難民弁護団連絡会議事務局の杉本さんより現地の最新状況をご報告いただきます。

また、最後に在日ビルマ人難民申請弁護団・弁護士渡辺彰悟より、日本のビルマ難民の最新情勢についてご報告いただきます。

会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます。初めての方でもぜひお気軽にご参加ください。


ビルマ市民フォーラム 事務局

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◆プログラム
 
(1) マレーシアのビルマ難民が受けた人権侵害の記録
   ・・・ ドキュメンタリー映画 『HOME』 上映
   ・・・ リム・デズリ監督 のお話

(2)マレーシアで暮らすビルマ難民の今
   ・・・・杉本 大輔 (全国難民弁護団連絡会議・事務局)

(3)在日ビルマ難民について 最新情勢の報告
   ・・・・弁護士 渡辺彰悟 (在日ビルマ人難民申請弁護団・事務局長)
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◆日時=2009年11月28日(土) 午後6時~午後8時30分
   *午後5時45分開場

◆会場= 池袋・ECOとしま(豊島区立生活産業プラザ)
        8階 多目的ホール
*所在: 豊島区東池袋1-20-15、Tel 03-5992-7011
*交通: 池袋駅東口徒歩5分 地図
      
◆資料代= 200円(会員)・500円(非会員)

◆定  員= 80名 (事前申込み不要/先着順)

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*参加者に在日のビルマ人のみなさんもいらっしゃいますので、ビルマ語の逐次通訳が入ります。ご了承ください。

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★ ドキュメンタリー『HOME』 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

軍事政権が支配するビルマから、ジャングルを越え必死の思いで脱出した難民たちが、ようやくたどり着いたマレーシアでさらに逮捕・監禁・暴力・人身売買の被害にあっている。――この現実に衝撃を受けたリム・デズリ監督が、ビルマ難民や彼らを支援するマレーシアの人権活動家と協力して撮影したドキュメンタリー映画『HOME』がついに完成した。

★★★★★★★
★★★
★★


急速な経済発展を遂げてきたマレーシア。その繁栄には、数十万人にのぼる外国人労働者の力が欠かせなかった。その中には数多くのビルマ難民も含まれている。毎年、数千人のビルマ難民が軍事政権の迫害を受け、ジャングルや山を越えて、隣国のタイやマレーシアに逃れている。しかし、ようやくマレーシアにたどりついても、そこに安全や希望はない。彼らを待っているのは、汚職まみれの警察による逮捕・監禁・暴力・人身売買だ。多くの危険に晒されても、ビルマ難民たちは生きのびるためにマレーシアにやってくる。マレーシア政府は国連の難民条約に加入しておらず、国連や国際人権団体の訴えにもかかわらず、難民の待遇に改善は見られていない。

『HOME』は、これまで数多くの映像作品を手がけてきたリム・デズリ監督が、生まれ故郷のマレーシアで起きている人権侵害に衝撃を受け、難民たちやその支援に携わる人権活動家とともに作り上げた、ドキュメンタリー作品だ。

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★リム・デズリ監督(Desiree LIM) プロフィール
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マレーシア生まれ中国系2世、上智大学新聞学科卒、元テレビ朝日社員。日本在住14年目。英語、日本語の他に、北京語、広東語、マレー語を操る。テレビ映画・ドラマの脚本・監督のほか、テレビ番組のディレクターを務める。自主制作の短編や商業作の長編作品は世界過各国の映画祭で上映される。

公式サイト:www.desireelim.com

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■Project HOME について
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マレーシア人として、ビルマ難民に対する人権侵害がマレーシアで横行していることを傍観できないと感じて立ち上がった2人がこのプロジェクトを始めました。リム・デズリは、マレーシア生まれで東京在住の映像作家。メリー・チュアは、マレーシアを拠点に活動している人権活動家です。

難民たちが受けている差別・迫害を映像作品として記録し、世界の人々に関心と行動を呼びかけるために、ドキュメンタリー版と「HOME」ドラマ版、2つの「HOME」が今年3月に撮影されました。

「HOME」ドキュメンタリー版では、マレーシアのビルマ難民たちが、自分たちが受けている人権侵害の実態を証言しています。一方、「HOME」ドラマ版は、ある一人のビルマ難民女性が、自分の「HOME」を探し求める物語です。ビルマ難民とマレーシア人のボランティアが協力して撮影されました。
予告編はこちらから見ることができます。
ドキュメンタリー版
 ●ドラマ版


映画の上映とあわせて、マレーシア政府に対し、難民に対する人権侵害に抗議し、国際人権条約にしたがって難民を保護するように求める署名運動を行っています。下記のリンクから簡単に署名をすることができますので、どうぞご協力ください。
http://www.petitiononline.com/9002emoh/petition.html


プロジェクト・ホームに関するさらに詳細はこちらから。


お問合せは desireelimfilms@gmail.com

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★PFBでは、日本人と在日ビルマ人を対象に、時々のビルマ情勢や在日ビルマ難民の抱える問題などをテーマに、隔月で例会を実施しております。会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます。初めての方でもぜひお気軽にご参加ください。

*参加者に在日のビルマ人のみなさんもいらっしゃいますので、ビルマ語の逐次通訳が入ります。ご了承ください。

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2009年10月27日火曜日

★【イベント案内】「ビルマのロヒンギャ民族に対する民族浄化と人権侵害」

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※ ビルマイベントのお知らせ ※
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「ビルマのロヒンギャ民族に対する民族浄化と人権侵害」
~在日ロヒンギャの保護 
 そして ビルマの実態改善のため できること~
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 ロヒンギャ難民キャンプにて(写真:山本宗補/無断転載禁止)



●日時: 2009年10月29日(木) 午後7時~8時30分

●会場:明治大学リバティータワー 9 階1098教室
   
    御茶ノ水駅 & 神保町駅 徒歩4分
●地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html   東京都千代田区神田駿河台1-1

●プログラム
◎ビデオ上映
◎お話
 --- ロヒンギャ難民、ビルマ難民弁護団、土井香苗、その他
◎Q & A  など


●参加方法10月29日(木)正午までに、お名前、ご所属を
tokyo@hrw.org あてにお送り下さい。


●参加費 無料
(余裕のある方は、遠くから東京に出てくるロヒンギャ難民の交通費として、おひとり500円~をご寄付いただければ幸いです)

ビルマの劣悪な人権状況の中でも、過酷な扱いが際立っているロヒンギャ民族。ビルマのアラカン州西部出身で、ロヒンギャ語を話し、イスラム教を信仰する少数民族です。

ビルマ軍事政権はロヒンギャ民族をビルマ人と認めません。よって、ロヒンギャ民族の大部分は無国籍者となっています。さらに、軍事政権は、ロヒンギャをバングラデシュに追放する「民族浄化」作戦を1978 年や1991 年など数度にわたり遂行。その結果、多くの人びとが、ビルマ軍により殺害されたり、逃れた先のバングラデッシュで飢餓や病気の犠牲となりました。ビルマでは、今も、厳しい宗教迫害や強制労働、財産没収をはじめ、雇用や教育、商業活動へのアクセスの拒絶も頻発しています。

●問い合わせ:
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(担当 吉岡)
03-5262-5160 tokyo@hrw.org

●参考資料:
AFP (2009年1月19日)
タイ海軍、ロヒンギャ難民数弱人を洋上に置き去りか インドが救出
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2559564/3697350 
HRW(2009年5月25日)
ビルマ:ロヒンギャへの人権侵害を停止せよ
http://www.hrw.org/de/news/2009/05/25-4


●主催:
アムネスティ・インターナショナル日本
アラカンロヒンギャ協会日本(JARO)
在日ビルマ人難民申請弁護団
在日ビルマロヒンギャ協会
難民・移住労働者問題キリスト教連絡会<難キ連>
ビルマ市民フォーラム
ビルマ情報ネットワーク
ヒューマン・ライツ・ウォッチ

【50音順】

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2009年10月15日木曜日

★【イベント案内】ミンコーナインを忘れない~獄中で迎える47歳の誕生日に(10/18 18時~)

【イベント案内】ミンコーナインを忘れない
~ビルマの民主化運動リーダー、ミンコーナイン 獄中で迎える47歳の誕生日に~



みなさま、

いつもビルマの民主化運動へのご支援、どうもありがとうございます。
2008年11月、ビルマ民主化運動リーダー、ミンコーナイン氏は軍事政権により懲役65年の刑に処せられました。

ミンコーナイン氏は1988年ビルマ全土に拡がった民主化運動の主役を担った学生たちのリーダーです。1989年3月、軍事政権により逮捕され、17年以上の獄中生活を送りました。2004年11月に釈放されましたが、「88世代学生グループ」の主要メンバーとして2007年8~9月の反軍政デモの口火を切ったのち再び逮捕・投獄されました。
現在は、ビルマ北東部シャン州のケントン刑務所に一人、収容されています。視力の低下や心臓病を患っていますが、当局は適切な治療を許可していません。

今月10月18日、ミンコーナイン氏は47歳の誕生日を迎えます。
彼は家族から遠く離れた塲所にある刑務所の小さな独房の中で一人、47歳の誕生日を迎えるのです。

刑務所の極めて不健康な環境の中、病状の悪化も進み、苛酷な毎日を過ごしていることでしょう。
世界の仲間はあなたを忘れない、ミンコーナインは一人ぼっちではない、世界の人々もあなたと共にビルマ民主化のために闘っている:私たちは、みなさんと共にこのメッセージを獄中の彼に届けたいと思い、「ミンコーナインを忘れない」というタイトルの下、彼の47歳の誕生日会を開催します。そして、ミンコーナイン氏を含むすべての政治囚一人ひとりに思いをはせ、一刻も早く刑務所から釈放されるよう、アピールしたいと思います。
ぜひご参加ください。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。


■日時: 2009年10月18日(日)18時~21時
■場所: 池袋 豊島区民センター 4階
     東京都豊島区東池袋1-20-10 
     JR山手線池袋駅東口下車 徒歩約5分

■参加費: 無料

■プログラム(予定): 
  ・ミンコーナインを含む全ての政治囚の釈放を求めるお祈り
(仏教、キリスト教、イスラム教) 
・ミンコーナイン その活動を振り返る(映像)
  ・ミンコーナインへのメッセージ(各支援団体より)
  ・その他

■主催: 
全ビルマ学生連盟(外交委員会)ほか在日ビルマ人民主化活動家のみなさん

■賛同団体:
(社)アムネスティ・インターナショナル日本
ビルマ市民フォーラム
ビルマ情報ネットワーク
ヒューマン・ライツ・ウォッチ
アーユス仏教国際協力ネットワーク
ヒューマンライツ・ナウ
 

■問合せ先(日本語可):
ポーンミントゥン 090-4221-1988
ミャットゥ 080-3424-2759
ゾーミントゥン 080-1137-0672

2009年10月6日火曜日

★アウンサンスーチーさん控訴棄却:スーチーさんは無罪!ビルマ民主化へ連帯の声を!


アウンサンスーチー
Photo by Yamamoto Munesuke


米国人男性を家に入れたことが国家防御法違反にあたるとして有罪判決(禁固3年)を受けたアウンサンスーチーさんの控訴審で、2日(金)、ヤンゴン管区裁判所は一審の有罪判決を支持し、控訴を棄却しました。

この日、在日ビルマ人の皆さんは、アウンサンスーチーさんの無罪を主張し、在日ビルマ大使館前で抗議行動を行いました。今週も引続きスーチーさんを含むすべての政治囚の釈放と対話の促進を軍政に働きかけるよう国連事務総長に要請するため、表参道・国連大学前でアピール行動を行っています(6日~9日15時~16時)

本日6日には、フランスの歌手・女優のジェーン・バーキンさんの呼びかけにより、著名なアーティストがアウンサンスーチーさんの釈放を求めてパリで静かな座り込みを行うそうです(現地時間夜9時~11時)。

いとうせいこうさんが、この日、日本でもTシャツを着て、ジャーン・バーキンさんたちの抗議運動への連帯、ビルマの人々への連帯を呼びかけています!

この静かな座りこみ運動にあたり、ジェーン・バーキンさんたち中心メンバーはいとうせいこうさんの「ミャンマー軍事政権に抗議するTシャツ」を着て座り込みをするそうです。


みなさんのできる形で、ぜひアウンサンスーチーさんやビルマの人々への連帯、民主化支援をお願いします。

ビルマ市民フォーラム
事務局 宮澤


▼詳しくは、いとうせいこう さんのブログをクリック:
http://ameblo.jp/seikoito/theme-10006238216.html

▼ジェーン・バーキンさん
デモ座り込みの内容はこちらから(英語)
http://www.janebirkin.net/uk/vigilance.html

▼いとうせいこう さん
 「ミャンマー軍事政権に抗議するTシャツ」について

▼「アウンサンスーチー」by ジェーン・バーキン
YouTube ビデオクリップ(日本語字幕)

YouTube ジェーン・バーキン、ビルマについて語る 

【参考】ジェーン・バーキンさん関連記事

*産経ニュース 2009年9月15日
日本はミャンマー軍政に圧力を 来日の歌手バーキンさん

*時事ドットコム 2009年9月15日
スー・チーさん解放訴え=来日中のJ・バーキンさん、国会議員に

*asahi.com 2009年9月17日
来日のジェーン・バーキンさん「ミャンマー制裁強化を」

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ぜひ皆さんもビルマ民主化運動のサポーターになってください!

“Please use your liberty to promote ours.” 
 ― Daw Aung San Suu Kyi
「あなたの自由を、私たちの自由獲得の闘いのために行使してください。」 
 ― アウンサンスーチー

*ビルマ市民フォーラムのメルマガに登録する
*ビルマ市民フォーラムの会員になる
*ビルマ市民フォーラムの活動に寄付をする
 → http://www1.jca.apc.org/pfb/
*チャリティCDを買って、ビルマ・サイクロン被災者を支援する
 → http://freeaungsansuukyi.blogspot.com/
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2009年10月1日木曜日

★明日(10/2)スーチーさん控訴審・判決にあたって:在日ビルマ人抗議行動のお知らせ

米国人を無断で自宅に泊めたとして、一審で有罪判決をうけ、現在自宅軟禁中のビルマ民主化指導者アウンサンスーチーさんの控訴審につき、明日、10月2日(金)判決が言い渡される予定です。

これを受けて、在日ビルマ人の民主化活動家の皆さんは、アウンサンスーチーさんの無罪を主張、氏の早期釈放と民主化に向けた対話の開始を求め、下記の通り抗議行動を行いますので、在日ビルマ人に代わってお知らせいたします。

万が一、判決言い渡しが延期された場合は、抗議行動への参加人数は少なくなることが予想されますが、予定時間通り実施するそうです。

PFB事務局 宮澤

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明日(10/2) アウンサンスーチーさん控訴審
判決言い渡しを受けて
在日ビルマ人民主化活動家、ビルマ大使館前・抗議行動のお知らせ
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“アウンサンスーチーさんは無罪!
軍政はスーチーさんを含むすべての政治囚の釈放し、全ての関係者を含め民主化に向けて対話を!“

●日時:10月2日(金)14時~16時 
*午後昼過ぎから集まりだす参加者もいるだろうとのことでした。

●場所:在日ビルマ(ミャンマー)大使館前
アクセス:東京都品川区北品川4-8-26
JR「品川」駅 高輪口から徒歩15分、京急「北品川」駅から徒歩3分

●参加者:
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)ほか在日ビルマ人の民主化活動家の皆さん

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2009年9月26日土曜日

★追悼集会~サフラン革命2周年記念・長井健司さん三回忌にあたって(仮題)

2009年9月27日、ビルマ各地で多くの僧侶・市民が民主化を求め、命を懸けて立ち上がったサフラン革命から2年が経過します。

この日にあたり,在日ビルマ人のみなさんが、ビルマ僧侶らを招いての追悼集会を行うとのことですので、以下、ご案内いたします。今月は米国、英国、オーストラリア、タイ、フィリピンなど、世界各地でサフラン革命2周年のイベントや集会、民主化を求める抗議行動が行われています。

明日の追悼集会はどなたでもご参加できます。ぜひお越しください。



事務局  宮澤

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【追悼集会】
サフラン革命2周年記念・長井健司さん三回忌にあたって(仮題)

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■9月27日(日)15時~18時まで 

■場所:東京  国連大学 前

■国連大学 地図
  

■主催:在日ビルマ人民主化団体のみなさん

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★第70回 僧正ウー・オッタマ追悼式典へのご招待

アラカン民主連盟(亡命・日本)から、以下お知らせをいただきました。

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 第70回 僧正ウー・オッタマ追悼式典へのご招待
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謹啓

初秋の折、皆様方におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私たちアラカン民主連盟(亡命―日本)は、第70回ウー・オッタマ追悼式典を 下記の通り開催致します。尚、式典におきましては、2007年9月のサフラン革命で 立ち上がった勇士である僧侶への、ウー・オッタマ賞(U Ottama Award)の授与も予定しております。
 ビルマ全土が植民地支配から独立するために心血を注いだ偉大なオッタマ僧正の功績を称えると共に、ご列席の皆様と冥福の祈りを捧げたいと願っております。ご多忙中、誠に恐縮ではございますが、何卒、ご列席賜りますようお願い申し上げます。

敬具



場所:豊島区民センター 4階東京都豊島区東池袋1-20-10(池袋駅東口)

日時:2009年」9月27日(日曜日)

午後5時30分~9時30分
                      
主催:アラカン民主連盟(亡命・日本)

連絡先:090-2525-1966、090-1779-6028、090-6310-4461、
090-4296-3490、080-3310-4233、090-4268-4367

2009年9月18日金曜日

★【番組案内】9/20 18:10~NHK総合『海外ネットワーク』「ミャンマーで何が」

9月20日午後6時10分からのNHK総合「海外ネットワーク」の中で、ビルマ情勢、難民問題、ビルマと北朝鮮との関係などにつき、放映が予定されています。ぜひご覧ください。

事務局 宮澤


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NHK総合テレビ「海外ネットワーク」
http://www.nhk.or.jp/worldnet/

放映日:2009年9月20日(日) 午後6時10分~

ミャンマーで何が

外国の報道機関の取材を事実上認めず、厳しい情報統制を敷いているミャンマー。軍事政権は、最近、民主化運動の指導者アウン・サン・スー・チーさんの自宅軟禁措置を1年半延長した。また、少数民族への攻撃を強化しているもようで、隣国のタイ、バングラデシュ、中国に難民が流入している。いまミャンマーで何が起きているのか、現地から報告する。

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2009年8月25日火曜日

★第13回PFB総会のご案内(9/12 18時~)

【転送・転載大歓迎】
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第13回 ビルマ市民フォーラム総会のご案内
 <9月12日(土) 18時~/ 東京・池袋>

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『アウンサンスーチー氏へ有罪判決!―最新のビルマ情勢報告』

「戦後の日本とビルマ関係をふりかえる―米・賠償・ODA・関与政策―」
 ・・・・根本 敬(上智大学教授、ビルマ市民フォーラム運営委員)

「アウンサンスーチー氏へ有罪判決
 事件の経緯と国際社会の反応について(仮題)」
 ・・・・秋元 由紀(ビルマ情報ネットワーク ディレクター、米国弁護士)


★会員・非会員をとわず、どたなでもご参加いただけます。(申込不要)
★ビルマ情勢等に伴い報告の題目・内容は、変更する場合がありますが、何卒ご了承ください。
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◆日時=2009年9月12日(土)午後6時~午後8時30分
   *午後5時45分開場

◆会場= 池袋・ECOとしま(豊島区立生活産業プラザ)
        8階 多目的ホール

 *所在: 豊島区東池袋1-20-15、Tel 03-5992-7011
 *交通: 池袋駅東口徒歩5分  地図
      
◆資料代= 200円(会員)・500円(非会員)
◆定  員= 80名 (事前申込み不要/先着順)

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8月11日、アウンサンスーチーさんへの禁固3年の有罪判決(直後に1年半の自宅軟禁に減刑)は、ビルマの民主化を求める世界各国から多くの批判の声があがりました。

アウンサンスーチー氏は、過去19年間のうち13年間を自宅軟禁下に置かれてきましたが、今回の有罪判決は、この状態をさらに長引かせ、アウンサンスーチー氏の自由を奪い続けるまったく不当なものです。
軍政は来年2010年に、一方的に起草した新憲法に基づいた総選挙の実施を計画していますが、これは総選挙での『勝利』を確実にするため、国民の支持を集めるアウンサンスーチー氏の拘束を続けたいという思惑が働いたのは明らかです。
一方で、この間、ビルマ東部ではカレン民族やシャン民族が住む地域においてビルマ軍による軍事攻撃が行われ、新たに数千もの人々が家を失っています。

2010年の総選挙を前に、ビルマの平和と民主化に向けて、今、日本を含む国際社会にはどのような対応が求められているのでしょうか?

今回は、前回のPFB例会に引続き、お2人のビルマ専門家を招いて最新のビルマ情勢を報告していただきます。

前半には根本敬教授よりこれまでの日本政府の対ビルマ政策を振り返り、後半は秋元由紀さんよりアウンサンスーチーさんの起訴・有罪判決の経緯と各国の反応、米国議員訪問の効果、そして日本を含む国際社会の今後の対応につき、お話しいただきます。

初めての方でもぜひご参加ください。
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●20時半~21時までPFB総会(活動報告・会計報告ほか)を行います。PFBの活動にご関心のある方はぜひご参加ください。
●参加者に在日のビルマ人のみなさんもいらっしゃいますので、ビルマ語の逐次通訳が入ります。ご了承ください。
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【スピーカー プロフィール】
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●秋元 由紀 (あきもと ゆき)
ビルマ情報ネットワークのディレクターとしてビルマ民主化問題に関する情報提供、調査、提言を行う。2008年夏には参議院ODA調査派遣団のビルマ難民キャンプ視察などに同行した。特定非営利活動法人メコン・ウォッチでもビルマへの開発援助について調査や政策提言を継続中。著書にPost-Nargis Analysis: The Other Side of the Story (Burma Medical Association et al., 2008)、Opportunities and Pitfalls:Preparing for Burma’s Economic Transitions (Open Society Institute, 2006)、「ビルマ(ミャンマー)の開発と人権・環境問題」(季刊「公共研究」第2巻第1号、2005年)。米国弁護士。
ビルマ情報ネットワーク 
きょうのビルマのニュース 

●根本 敬 (ねもと けい)
1957年生まれ。上智大学外国語学部教授。専門はビルマ近現代史研究。著書に『アウンサン:封印された独立ビルマの夢』(1996年、岩波書店)、『ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー』(田辺寿夫と共著、2003年、角川新書)、「(第6章)アウンサンスーチー:真理の追究」(共著『現代世界の女性リーダーたち』所収、2008年、ミネルヴァ書房)ほか、論文多数。NHKはじめテレビ・ラジオのニュース解説(ビルマ関係)も随時担当。
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★PFBでは、日本人と在日ビルマ人を対象に、時々のビルマ情勢や在日ビルマ難民の抱える問題などをテーマに、隔月で例会を実施しております。会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます。初めての方でもぜひお気軽にご参加ください。

★詳細問合せ
ビルマ市民フォーラム事務局
電話03-5312-4817(直)
FAX 03-5312-4543
E-mail: pfb@izumibashi-law.net

2009年8月21日金曜日

★Fw: [BurmaInfo] 親軍政市民団体「連邦連帯開発協会」トップ、外務省の招きで訪日か

以下、ビルマ情報ネットワーク(BurmaInfo)からのお知らせを転載いたします。

PFB事務局

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「親軍政市民団体『連邦連帯開発協会』トップ、外務省の招きで訪日」(8月19日、ミジマ)を、ビルマ情報ネットワークのウェブサイトに掲載しました。

「親軍政市民団体『連邦連帯開発協会』トップ、外務省の招きで訪日」
 2009年8月19日、ミジマ
http://www.burmainfo.org/article/article.php?mode=1&articleid=491

原文(英語)
http://www.mizzima.com/news/regional/2647-usda-secretary-to-visit-japan.html

連邦連帯開発協会は軍政の大衆翼賛組織で、2003年5月のスーチー氏襲撃事件への関与が指摘されています。2007年8~9月の抗議行動に際しても、協会員がデモ参加者を殴打、逮捕しているとの報告がありました。同協会幹部は米国の対ビルマ制裁(ビザ発禁・資産凍結)対象者となっています。


ビルマ情報ネットワーク
秋元由紀

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2009年8月20日木曜日

★今すぐスーチーさんの釈放を!デモ行進のご案内(8/23)

在日ビルマ人のみなさんより、以下、デモ行進のご案内をいただきました。直前のご案内となりますが、ご参加いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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デモ行進のご案内

「今すぐアウンサンスーチーさんの釈放を!」
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私たち在日ビルマ人民主化活動家の団体は、アウンサンスーチーさんへの不当判決と自宅軟禁の継続に抗議し、日本のみなさんにこうしたビルマ情勢の理解と民主化運動への支援を訴えるため、デモ行進を行います。

ご参加いただける場合は、アウンサンスーチーさんやビルマのTシャツ、バナー、アウンサンスーチーさんのマスクなどをお持ちいただき、私たちと一緒にデモ行進をしていただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

*アウンサンスーチーさんのマスクはこちらからダウンロードできます。
 

●日 時:2009年8月23日(日)14時集合

●集合場所:恵比寿公園 (恵比寿駅西口徒歩3分)
        住所:渋谷区恵比寿西1-19-1 

▽地図
http://www.shibuyaku-town.com/photo/map.php?ai_id=0018756&icon=no


●スケジュール:
14:00 恵比寿公園集合(スピーチなど)
14:30~15:00頃 デモ行進スタート
*国連大学前を通って、16時頃明治公園到着、解散の予定。

●主 催:
在日ビルマ人民主化活動家 諸団体

●問合せ先
タンスエ 090-4964-9718
テッリン090-5526-5507
タウンミンウー 090-6040-8282
ミャットウ 080-3424-2759
ポーンミントゥン 090-4221-1988
ミンマウン 080-1126-3500
ミンスエ090-7247-6099
イェニェイン080-5070-0080

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2009年8月13日木曜日

★ミャンマー議連が談話を発表

超党派の国会議員で構成されるミャンマーの民主化を支援する議員連盟が、8月13日、アウンサンスーチーさんへの有罪判決をうけ、談話を発表いたしましたので、ご紹介いたします。

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アウン・サン・スー・チー氏に対する有罪判決についての談話


今般、国家防御法違反の罪に問われていたアウン・サン・スー・チー氏に対して、ミャンマーの特別法廷は、8日11日に禁固3年の有罪判決を言い渡した。その後、同政府は同女史を1年半の自宅軟禁にすることを発表した。

この有罪判決は、同氏の即時釈放を期待していた「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」をはじめ、民主化に取り組む国内外の期待を大きく裏切るものであり、極めて遺憾である。

今回の裁判は、審議も度々延期された上、情報公開も一部に留まり、短期間で結審するなど公平さや中立性を欠いている。また、今回の起訴そのものがミャンマー軍事政権によって画策された疑いが強いと言われている。

ノーベル平和賞の受賞者であるアウン・サン・スー・チー氏は1989年以降20年間のうち、13年以上も自宅軟禁下に置かれてきた。今年の5月には自宅軟禁から解放される直前であった同氏を逮捕・起訴したことは、2010年の総選挙に同氏を排除し、軍事政権の支配を維持しようとの意図があると言わざるを得ない。 

このような不当な手段で、民主化指導者であるアウン・サン・スー・チー氏を拘束し続けることは、民主化勢力との対話を拒み、民主化を求める国際社会の要求に逆行するものである。

「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」は、アウン・サン・スー・チー氏や全ての政治拘束者が釈放され、民主化勢力と軍事政権が実質的な対話を直ちに行い、すべての関係者が含む形で民主化プロセスが進展されるように、日本政府や内外の関係者に強く働きかけていく。


2009年8月13日

「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」


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2009年8月12日水曜日

★【ご報告】21年目の8月8日に1,300人がデモ行進

ビルマ民主化運動21周年にあたる8月8日、東京では、在日ビルマ人民主化活動家のみなさんや、ビルマの民主化を応援する日本の団体、個人の方など、1,300人以上がデモ行進をし、ビルマの自由と民主化の実現を訴えました。参加者は、アウンサンスーチーさんのマスクを手に、「アウンサンスーチーさんと全ての政治囚の釈放を!」「日本政府はビルマ軍政に今以上に圧力を!」と力強くシュプレヒコールを挙げました。

(Photo 写真すべて)山本宗補 Yamamoto Munesuke・無断転載禁止












2009年8月11日火曜日

★アウンサンスーチーさんに有罪判決

プレスリリース
アウンサンスーチー氏有罪判決は不当 日本政府は国際社会と連携して実質的な行動を

ビルマ市民フォーラム 及び ビルマ情報ネットワーク


(2009年8月11日、東京)本日、ビルマ(ミャンマー)の民主化指導者でノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー氏に禁固3年の有罪判決が宣告された(直後に1年半の自宅軟禁に減刑)。アウンサンスーチー氏は、過去19年間のうち13年間を自宅軟禁下に置かれてきた。今回の有罪判決は、この状態をさらに長引かせ、アウンサンスーチー氏の自由を奪い続けるまったく不当なものだ。アウンサンスーチー氏はこの困難な状況に、品位を失うことなく立ち向かっている。わたしたちはこうした氏の闘いに深い敬意を表明すると同時に、日本政府に毅然とした対応を求める。

今回の判決は、米国人男性がアウンサンスーチー氏宅に侵入したことを口実としてビルマの軍事政権(国家平和発展評議会=SPDC)がアウンサンスーチー氏を起訴したことによる。軍政は来年2010年に、一方的に起草した新憲法に基づいた総選挙の実施を計画している。この点についてビルマ市民フォーラム代表の永井浩は「総選挙での『勝利』を確実にするため、国民の支持を集めるアウンサンスーチー氏の拘束を続けたいという思惑が働いたのは明らかだ。アウンサンスーチー氏を始めとした政治囚が自由の身になり、民主化改革のプロセスに参加できない限り、ビルマの国民和解は進まない」と述べた。

今回の訴追を通じて改めて露呈したのは、ビルマ軍政には真の民主化に向けた歩みを進める意欲が完全に欠如しているという事実にほかならない。世界中の支援団体が呼びかけているように、今こそ国際社会がひとつになり、実質的な行動によってビルマ軍政に応じるべきだ。具体的には、国際的な武器禁輸措置や、軍政が犯しているとされる人道に対する罪についての国際調査委員会の設置などが必要だ。

日本は民主主義国家として、またビルマへの主要な支援国として、同国の現状に重い責任を負う。しかし政府の対応は不十分だ。中曽根弘文外相はたしかに懸念を表明しているが、その表現はきわめて穏やかだ。驚くべきことに「〔訴追は〕国内の司法プロセスの問題ではある」「(アウンサンスーチー氏への)医師・弁護士の提供や外交団による(裁判の)傍聴などの努力は評価する」といった発言まで存在する。判決の一週間前には3.5億円の無償資金協力の供与も約束した。こうした日本政府の姿勢について、根本敬・上智大学外国語学部教授は「あまりに間接的で穏健にすぎる表明だ。これでは軍政に対する抗議とはいえず、日本の姿勢を逆に誤解させることになりかねない」と語る。

ビルマ情報ネットワークのディレクターで米国弁護士の秋元由紀は「ビルマ軍政は天然ガスの輸出により多額の収入を得ているのに、国民の福祉を充実させず、予算の多くを武器の輸入や国軍の増強に充てている。その武力はもっぱらビルマ国民、特に少数民族住民に対して使用される。日本は軍政のこうした行動を正視し、軍政が自国民をこれ以上傷つけるのを防ぐためにも、人道に対する罪についての調査委員会の設置や、武器禁輸措置の採択に向けて、国連安保理内でリーダーシップを発揮してほしい」と述べる。

アウンサンスーチー氏はかつて「皆さんの自由を、私たちが自由になれるように行使してください」と言った。わたしたちは、日本政府がビルマの人びとの側に立つ、本当の意味での支援国になることを求める。

以上



【スーチー氏起訴後の主な日本政府の発表】

●外務報道官談話 アウン・サン・スー・チー女史に対する訴追について(5月15日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/21/dga_0515.html「深い懸念を持って現状を注視している、…民主化が全ての関係者が参加する形で進められ、2010年の総選挙が国際社会から評価されるものとなることを期待する」

●日ミャンマー外相電話会談(5月18日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/5/1191908_1097.html「(訴追は)2010年に実施が予定されている総選挙に対する関係国の評価に大きな影響を与えるものであり深く懸念している・・・国内の司法プロセスの問題ではあるものの、このような国際社会の声を踏まえ適切に対応してほしい・・・国際社会に祝福されるような形で・・・民主化プロセスが進むことを期待する」

●日ミャンマー外相会談(概要)(5月25日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_nakasone/vietnam_09/0905jm_gk.html
「深く懸念している、・・・(訴追は)司法の問題であることは理解するし、また医師・弁護士の提供や外交団による傍聴などの努力は評価するが、判決によっては国際社会から厳しい批判・反応が予想される、・・・民主化が、すべての関係者が参加し、国際社会から祝福されるような形で進むことを期待している」

●「V4+日本」外相会合共同プレス・ステートメント(仮訳)(5月25日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/europe/v4+1/0905_gk.html
「外相は、2010年に予定される選挙が、ミャンマーのすべての当時者の間の包括的な対話を基礎としたものであれば、国際的に歓迎されるであろうことを指摘した。この文脈で、・・・アウン・サン・スーチー女史を含む政治犯及び政治的収監者を釈放するよう呼びかけた。外相は、・・・ミャンマー政府に対して、国民和解及び経済・社会開発を実現するために、全ての当事者を巻き込んだプロセスを慫慂した。外相は、ミャンマーによる実質的な政治的進展に対しては、前向きに反応する用意があることを確認した。」

●麻生総理大臣とブラウン英首相の電話会談(5月28日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_aso/p_uk_0905.html「(訴追に)深い懸念を持って注視している、今は重要な時期であるので適切に行動すべきである、国際社会に祝福されるような形で同国の民主化プロセスが進むことを期待する、と(ニャンウィン外相に)直接伝えた・・・国際社会の一致した対応が重要であり、英国と緊密に連絡を取っていきたい。」

●日ミャンマー外相会談(概要)(7月22日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kinkyu/2/20090722_211604.html
「国際社会との関係で、今は、ミャンマーにとって極めて重要な時期である。そのようなことを踏まえ、アウン・サン・スー・チー女史の裁判については適切に対応することを期待する。」

●無償資金協力案件 人材育成奨学計画(7月24日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/7/1194255_1102.html
若手行政官25人が日本の大学に留学する学費等として3億4,800万円を供与する交換公文に署名。



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以下、アウンサンスーチーさん有罪判決に関する報道の一部です。

PFB事務局


スー・チーさん無罪と抗議 在日ミャンマー人200人
 共同通信 8月11日19時01分

スー・チーさん、自宅軟禁1年半に 軍政が判決後減刑
 asahi.com 8月11日15時39分

スー・チー氏に禁固3年の有罪判決、その後軍事政権が減刑
 ロイター 8月 11日 16時28分

スー・チーさんに自宅軟禁1年6月=身柄拘束、さらに長期化へ-ミャンマー
 時事 2009年8月11日15時46分

スー・チーさんに有罪判決 減刑で1年半の自宅軟禁
 共同通信 8月11日16時19分


▼スーチーさんの軟禁継続 市民団体が「日本政府はビルマ民主化へ国際社会との連携を」
 日刊ベリタ 2009年08月12日08時49分掲載  
ビルマ(ミャンマー)の民主化運動指導者アウンサンスーチーさんに対して、軍事政権が11日、さらに1年半の自宅軟禁を命じたことに国際的な批判が高まっている。日本では、在日ビルマ人ら約300人が東京都品川区のミャンマー大使館前で、スーチーさんの写真を掲げて不当判決に抗議し、スーチーさんら2100人の政治犯の即時解放を求めるシュプレヒコールを繰り返した。またビルマ市民フォーラムとビルマ情報ネットワークの両市民団体は、判決は不当とし、「ビルマの民主化にむけて日本政府は国際社会と連携して実質的な行動を起こすべきだ」とするプレスリリースを発表した。(ベリタ編集部) 
つづきはこちら


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2009年8月10日月曜日

★明日、スーチーさん判決予定 抗議集会のお知らせ

米国人を無断で自宅に泊めたとして、国家防御法違反の罪に問われている、ビルマの民主化指導者アウンサンスーチーさんの裁判につき、明日、8月11日(火)判決が言い渡される予定です。

これを受けて、在日ビルマ人の民主化活動家の皆さんは、アウンサンスーチーさんの不当起訴への抗議と早期釈放、そして民主化に向けた対話を開始するよう求め、下記の通り抗議行動を行いますので、在日ビルマ人に代わってお知らせいたします。

PFB事務局 宮澤

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ビルマ(ミャンマー):アウンサンスーチーさんの裁判・明日、判決言い渡しを受けて
在日ビルマ人民主化活動家、ビルマ大使館前・抗議行動のお知らせ

“アウンサンスーチーさんは無罪!
軍政はスーチーさんを含むすべての政治囚の釈放し、全ての関係者を含め民主化に向けて対話を!“

●日時:8月11日(火)13:00~16:00

●場所:在日ビルマ(ミャンマー)大使館前
アクセス:東京都品川区北品川4-8-26
JR「品川」駅 高輪口から徒歩15分、京急「北品川」駅から徒歩3分

●参加者:
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)ほか在日ビルマ人の民主化活動家の皆さん

★万が一、判決言い渡しが再度延期された場合は、抗議行動への参加人数は少なくなることが予想されますが、予定時間通り実施します。

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★PFB声明 21年目の「8月8日」

私たちビルマ市民フォーラムは、ビルマの民主化運動21周年記念日である本日8月8日、以下の声明「21年目の「8月8日」- 日本政府はビルマの民主化へ向け国際社会との団結を強化せよ」を発表いたします。


ビルマ市民フォーラム
代   表 永井 浩
事務局長 渡辺 彰悟


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     声 明
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21年目の「8月8日」-- 日本政府はビルマの民主化へ向け国際社会との団結を強化せよ


2009年8月8日
ビルマ市民フォーラム


今から21年前の1988年8月8日、ビルマの民主化要求運動はビルマ全国各地で最大規模の盛り上がりを見せた。しかしながら、同年9月18日、軍はクーデターにより全権を掌握。無差別発砲により3,000人以上の市民を殺害した。

本日、私たちは、ビルマにおける人権と民主主義の獲得のために多大なる犠牲を払い勇敢に立ち向かった多くのビルマの人々に敬意を表し、その勇気を称え、ここ日本の地からビルマの民主化運動により一層連帯する決意をあらたに表明するものである。

この21年間、ビルマ軍事政権は独裁体制を強化し武力でもって国民を弾圧しつづけてきた。軍政は天然資源からの多大な外貨収入を得ている傍ら、民主化を求める声を徹底的に弾圧し、非ビルマ民族を攻撃し、強制移住や強制労働を課している。その結果、多くの難民や麻薬取引、人身売買などといった地域の人間の安全保障への様々な脅威を増加させてきた。

ビルマの国民はこうした悪政に耐え兼ね、2007年秋、僧侶を中心に何十万人もの人々がビルマの平和と自由・人権を求めデモ行進をしたが、軍政は再び武力でこれを弾圧した。今、軍政は一方的に起草した新憲法を国民投票により「92.4%の賛成票をもって承認された」と発表し、この軍政主導の『憲法』に沿って2010年に総選挙を実施し、自らの「正当性」を確保しようとしている。

現在ビルマには2,100人以上の政治囚がおり、その多くは激しい拷問を受けている。非ビルマ民族が多く住むビルマ東部では過去15年間で3,300以上の村々がビルマ軍により破壊され、その結果、100万人以上の人々が国内避難民となり、約15万人がタイ・ビルマ国境の難民キャンプでの生活を強いられている。今年の5~6月にはビルマ軍はさらにビルマ東部カレン民族への攻撃を強め、新たに4,000人以上の人々が家を失っている。

先日のアウンサンスーチー氏の不当逮捕と判決言い渡しの延期は、ビルマにおいて法の支配が完全に欠如していることを露呈し、また何よりも軍政が民主主義と国民和解を希求する人々を裏切りつづけている証拠に他ならない。

この21年もの間、日本政府は、ビルマ国民を苦しめ抑圧し続けてきた軍事政権を基本的に支援し続けてきた。しかし、日本政府のビルマ政策が奏功していないことは明白であって、ビルマの人々の生活は日々悪化するばかりである。日本政府は、ここに、重大な責任があることを改めて真摯に受け止めるべきである。

今回、ビルマ軍政は北朝鮮、ロシアとの軍事交流を深めており、それはミサイルや核開発技術の移転にまで及んでいることが明らかになった。

かかる事態を踏まえて、国連安全保障理事会の非常任理事国である日本政府は、ビルマ軍政が今やアジア地域全体への脅威となっていることを深く憂慮し、世界で唯一の被爆国としてこの事態を深く受け止め、断固とした態度で対処するべきである。そして軍政が真の民主化への歩みを進めないならば、国際的な武器禁輸や軍政幹部を対象とした金融措置など具体的な方法を用いて国際社会の一致団結をリードし、イニシアチブを発揮するべきである。

国際社会は、情勢の改善に向けて今こそ団結して実質的な行動をとるべきである。もうこれ以上、民主化運動の下で尊い命が奪われる事がないように、強く要請する。

以上


追記)

ビルマ市民フォーラムは1996年12月に結成された市民団体で、ビルマ(ミャンマー)における人権の確立と民主化の推進を目標に、国内在住のビルマ人(難民および難民申請者を数多く含む)、ならびにこの問題に関心を有する多くの日本人と共に、さまざまな活動を続けています。

2009年8月5日水曜日

★21年目の8月8日 ビルマ民主化運動記念デモ行進のお知らせ


21年目の8月8日
8888ビルマ民主化運動記念デモ行進のお知らせ(東京)
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ビルマの民主化のために、私たちとともに手を携えて、デモ行進をしよう!


 (C)Yamamoto Munesuke

■日 時:2009年8月8日(土)

■集合場所: 東京・五反田南公園(JR五反田駅から徒歩3分)

■スケジュール: 午後2時    集合
        午後2時15分~ 集会(スピーチなど)
        午後3時    デモ行進スタート

■行 程:五反田南公園から在日ビルマ大使館前を通り品川駅近辺まで
   (40分~60分程)

■主 催:在日ビルマ人共同実行委員会(JAC)ほか
    在日ビルマ民主化活動家のみなさん

■詳細問合(日本語可):
Ko Than Swe - 090-4964-9718
Ko Hla Aye Maung -090-2525-1966
Ko Kyaw Kyaw Soe - 090-6031-4394
Ko Ko Aung - 090-1506-2893
Ko Mai Kyaw Oo - 03-5960-4440

ビルマにおける軍事独裁主義を打倒するために、民主主義のために、学生や僧侶、国民全員が参加した「8888ビルマ民主化運動」が2009年8月8日、21周年目を迎えます。
私たち学生や僧侶、国民全体が闘争に加わり1988年8月8日に起きた8888民主化運動では、ビルマ社会主義計画党の軍事独裁者らによる虐殺行為にもかかわらず、私たちは一党独裁制を打倒しました。
しかしながら国民全員が待ち望んでいる真の民主主義はまだ実現しておりません。8888民主化運動のなかで命を落とされた勇敢な人々、運動の代価となった数々の負傷や流血、軍靴の下からの解放、国民の願い・・・これらのための闘争はまだ終わっていません。
私たちの闘争を支援してくれた、支援してくれている、各国際機関・団体や個々人の皆さんに改めてここに感謝の意を表するものです。今後ともビルマの民主主義獲得のために、皆さんが輪になって支援してくださいますよう、お願い申し上げます。


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★アウンサンスーチーさんのマスクをもって是非ご参加ください。マスクはこちらからダウンロードできます。
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2009年8月4日火曜日

★8月8日はビルマの日!スーチーさんのマスクでデモに参加を!

~8月8日はビルマの日!アウンサンスーチーさんのマスクを持って、デモ行進に参加を!~

(c)Yamamoto Munesuke

アジア・太平洋地域の民主化支援団体の連合体であるビルマ・パートナーシップは、ビルマの民主化運動の象徴的な日である8月8日に、『アウンサンスーチーさんのマスクを手に、ビルマ民主化への支援をアピールしよう!』というグローバル・アクションを呼びかけています。

東京では、ビルマの皆さんがデモ行進を行います。
<<----8月8日(土)14時~@東京・五反田南公園>>



▼アウンサンスーチーさんのマスクはこちらからダウンロードできます。

*このマスクはビルマの民主化を長年応援しているロックバンドのU2が作成したもので、現在行われているヨーロッパツアーでアウンサンスーチーさんに捧げた曲"Walk On"演奏の際にも使われています。

→U2はウェブサイトでマスクをつけてビルマの民主化を応援しようと呼びかけています。(映像あり)

→アウンサンスーチーさんのマスクを持った世界各国からの“民主化サポート写真“はこちらからご覧いただけます。

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8月8日はビルマの民主化運動にとって、最も大切な一日です。


今から21年前の8月8日、ビルマの民主化要求運動は首都ヤンゴンのほかビルマ全国各地で最大規模の盛り上がりを見せました。しかしながら、9月、軍はクーデターと無差別発砲により3,000人以上の市民を殺害。今日もなお、国民が心から願う「民主化」は実現していません。

今この瞬間も、民主化を求め立ち上がった僧侶、活動家、サイクロン被災者の支援を行った人気コメディアンなど、計2,100人以上が政治囚として刑務所に収容されており、多くは激しい拷問を受けています。

また、過去15年間で少数民族が多く住むビルマ東部では3,300以上の村々がビルマ軍により破壊されました。
その結果、100万以上の人々が国内避難民となり、約15万人がタイ・ビルマ国境の難民キャンプでの生活を強いられています。今年の5~6月にはビルマ軍はさらにビルマ東部カレン民族への攻撃を強め、新たに4,000人以上の人々が家を失いました。現在もその状況は悪化するばかりです。

国際社会はこうしたビルマの状況を黙って見ていて良いのでしょうか。今すぐアウンサンスーチーさんを含む全ての政治囚が釈放され、民主化勢力と少数民族代表者ら全ての関係者を含めた対話の実現が何よりも必要です。

1988年からの21年間、ビルマの民主化運動に命を捧げた多くの人々、現在も国内で闘い続ける人々を称え、また強くビルマの民主化を求めて、東京では、在日ビルマ人の皆さんが例年通り、デモ行進を行います。


ぜひ皆さんもアウンサンスーチーさんのマスクを持って、デモに参加してください!

私たちが、ビルマの民主化を応援していること。
アウンサンスーチーさんを応援していること。
日本政府は軍政を支援するのではなく、ビルマの人々の側に立ち、人々が本当に望んでいる『民主化』の促進を支援するべきだということを・・・。


私たちの声はきっとビルマにも届きます。
8月8日、アウンサンスーチーさんのマスクを手に、一緒に声をあげましょう!

(在日ビルマ人の皆さんも、もちろんスーチーさんのマスクを準備中です!)



ビルマ市民フォーラム
事務局 宮澤

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
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★デモ行進への参加でなくとも、みなさんの参加可能な形でこの大切な一日を通じてビルマ民主化への応援、グリーバル・アクションへの参加を、ぜひお願いします!

PFB事務局 宮澤

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▼アウンサンスーチーさんのマスクを持って写真を撮りPFBに送る
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みなさんの撮った写真をPFBまで送ってください!

アウンサンスーチーさんやビルマ民主化への応援メッセージを一言添えてくれたら嬉しいです♪
 → 送付先: pfb.japan96@gmail.com

(ブログ・ウェブサイトに掲載させていただく場合がございます。)

▼アウンサンスーチーさんのマスクはこちらからダウンロードできます。
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▼Tシャツを買ってビルマの民主化を応援する
----------------------------------------------------
http://www.cataloghouse.co.jp/cat_order/tsuhan/burma/index.html

----------------------------------------------------
▼ビルマ・サイクロン「ナルギス」被災者支援
----------------------------------------------------
①チャリティーCDを買って被災者支援する
 http://freeaungsansuukyi.blogspot.com/ 

②支援金を送る

*ゆうちょ銀行からお振込の場合
郵便振替  
加入者名:PFB-ビルマ・サイクロン被災者支援基金  
記号:00160 番号:336613

*他の金融機関からお振込の場合
銀行名:ゆうちょ銀行
預金種目:当座
口座番号:0336613
氏名:PFB-ビルマ・サイクロン被災者支援基金 
(ピーエフビービルマサイクロンヒサイシャシエンキキン)

----------------------------------------------------
▼資金面でビルマ市民フォーラムの活動を支援する
----------------------------------------------------
郵便振替口座名/番号
ビルマ市民フォーラム:00110-6-729698

*会員大募集中です。ぜひ私たちの活動をサポートしてください!
年会費3000円
お名前、ご住所、電話番号をご明記の上、pfb@izumibashi-law.netへ
ご連絡ください。

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▼8月8日のことをもっと知る
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●「勝って平和な国に帰ろう」 
民主化蜂起20周年、ビルマ人活動家が団結と日本の支援を訴える
2008年8月8日 日刊ベリタ

ビルマ(ミャンマー)の民主化蜂起から20周年の8月8日、在日ビルマ人と
支援者ら約千人が東京・品川区でミャンマー大使館への抗議デモをおこなった。
翌9日には、同国の民主化を支援する諸団体の連合体、ビルマ・パートナーシップ
(本部、タイ・チェンマイ)のコーディネーター、キンオーンマーさんが都内の集会
(主催・ビルマ市民フォーラム)で講演、自らの体験を振り返りながら祖国の
現状と民主化へのおもいを語った。彼女は、「この20年間に民主化が実現
できなかったことに失望・落胆する必要はない」と述べ、「正義の闘い」の
勝利をめざして在日ビルマ人が結束するとともに日本の人々が粘り強い
支援をしてほしいと訴えた。(永井浩) 
つづく>>


●シュエバ(田辺寿夫)「14年目の8月8日」 2002年8月


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▼アウンサンスーチーさんの裁判の判決言い渡しが延期された7月31日。フィリピンでもアウンサンスーチーさんのマスクを持って抗議行動が行われました。(C)IID

        

2009年7月31日金曜日

★アウンサンスーチーさん判決8月11日に延期―本日の在日ビルマ人の抗議デモは予定通り実施(東京・15時~)

みなさま、

本日アウンサンスーチーさんに判決が言い渡されることになっていましたが、裁判官は判決言い渡しの期日を8月11日に延期すると伝え、閉廷しました。

なお本日、在日ビルマ人の皆さんが東京/在日ビルマ大使館前で予定している抗議行動は、予定通り行われます。


以下、関連報道の一部をご紹介いたします。

▼asahi.com
2009年7月31日
スー・チーさんへの判決言い渡し、8月11日に延期

▼産経ニュース
2009年7月31日
「抗議行動するな」スー・チーさん判決控え軍政が警告

▼AP
2009年7月31日
Myanmar court delays Suu Kyi verdict until Aug. 11

2009年7月30日木曜日

★明日アウンサンスーチーさん判決―在日ビルマ人抗議行動のお知らせ(31日15時~、東京)

アウンサンスーチーさんは無罪!
Free Aung San Suu Kyi ! Free Burma!


米国人を無断で自宅に泊めたとして、国家防御法違反の罪に問われている、ビルマの民主化指導者アウンサンスーチーさんの裁判につき、明日、7月31日(金)判決が言い渡される予定です。
これを受けて、在日ビルマ人の民主化活動家の皆さんは、アウンサンスーチーさんの不当起訴への抗議と早期釈放、そして民主化に向けた対話を開始するよう求め、下記の通り抗議行動を行いますので、在日ビルマ人に代わってお知らせいたします。


今週27日、国際人権NGOアムネスティ・インターナショナルは、アウンサンスーチーさんにアムネスティのもっとも名誉ある賞である2009年の「良心の大使」賞を授与し、それはアイルランドのロックバンドU2によりダブリンで発表されました。
U2はヨーロッパツアー初日の今月2日、コンサートでアウンサンスーチーさんに捧げた曲"Walk On"を歌い、観客とともにスーチーさんの釈放と全ての政治囚の自由を訴えました


明日はフィリピン、韓国ほか各国でもアウンサンスーチーさんの釈放を求める行動が行われます。平日ではありますが、ご都合のつくかたは、ぜひご参加ください。
あなたも是非、アウンサンスーチーさんのマスクを手に、ぜひ大使館前に集まってください。日本からもアウンサンスーチーさんの自由を求め、一緒に声をあげましょう!
★アウンサンスーチーさんのマスクはU2のウェブサイトからダウンロードできます。



ビルマ市民フォーラム
事務局 宮澤

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アウンサンスーチーさんの裁判・明日、判決言い渡し
在日ビルマ人民主化活動家、ビルマ大使館前・抗議行動のお知らせ

“アウンサンスーチーさんは無罪!
軍政はスーチーさんを含むすべての政治囚の釈放し、全ての関係者を含め民主化に向けて対話を!“

●日時:7月31日(金)15:00~17:00
●場所:在日ビルマ(ミャンマー)大使館前
アクセス:東京都品川区北品川4-8-26
JR「品川」駅 高輪口から徒歩15分、京急「北品川」駅から徒歩3分
  
●参加者:
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)ほか在日ビルマ人の民主化活動家の皆さんやビルマの民主化を支援する日本の支援団体・個人

*どなたでも参加できます。ぜひお越しください。
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<裁判件・関連報道一部>

▼asahi.com
2009年7月22日
スー・チーさん裁判、31日に判決へ ミャンマー

▼共同通信
2009年7月28日
スー・チーさん裁判31日に判決 ヤンゴンの特別法廷

▼日経ネット
2009年7月28日
ミャンマー、スー・チー氏裁判が結審 31日に判決言い渡し

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2009年6月30日火曜日

★【最終報告】ビルマ・グローバル・署名キャンペーン/国連事務総長が3日~ビルマを訪問

▲元政治囚で民主化活動家のポーンミントゥンさん 日本で集まった署名16,162筆を手に。


ビルマ政治囚の釈放を求める署名キャンペーンにご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

日本からの署名1万6162筆を含む、計67万7254筆の署名は6月16日に国連事務総長へ提出され、日本のみなさまから頂いた署名も外務省へ提出いたしましたので、下記の通り、ご報告いたします。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

29日、国連事務総長は、本日30日から2日まで日本滞在の後、3~4日にビルマを訪問することを正式に発表しました。

キャンペーンを通して、世界から約68万の人が「国連の播其文事務総長に対して、ビルマ軍政に全ての政治囚を釈放させることを事務総長自身が最重要課題とするよう」要請しています。この願いに事務総長が応えてくださり、今回の訪問がビルマの民主化の大きな一歩となるよう願いつつ、引続き情勢への注目をお願いいたします。


なお、在日ビルマ人のみなさんは、今週30日(月)~3日(金)15時~16時、東京・国連大学前で国連事務総長に対し、スーチーさんを含むすべての政治囚の釈放と対話の促進を軍政に働きかけるよう要請するアピール行動を行っています。

事務局 宮澤



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【最終報告】ビルマ・グローバル・署名キャンペーン
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 FREE BURMA’S POLITICAL PRISONERS NOW!
   今すぐビルマの政治囚の釈放を!
―6月16日、約68万の署名を国連事務総長に提出しました―
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3月13日~5月24日に実施した「ビルマ・グローバル署名キャンペーン”今すぐビルマの政治囚の釈放を!”」にご協力くださった皆さま、本当にどうもありがとうございました。

6月16日、キャンペーン呼びかけ団体のメンバーから代表団が、正式に皆さまから頂いた署名を国連事務総長へ提出いたしましたので、下記、プレスリリースと共に、ご報告いたします。最終的に、世界220の国と地域から677,254筆の署名が集まりました。

日本の皆さまから頂いた署名は、5月24日のキャンペーン終了日以降も届き、最終集約数1万6,162筆の署名をいただきました。(24日以降に届いた署名も全て事務総長に提出されました)こちらも、アウンサンスーチーさんの誕生日である6月19日に、在日ビルマ人の皆さんとミャンマーの民主化を支援する議員連盟の事務局長・末松義規議員から、猪俣外務省南部アジア部長へ手渡しましたので、合わせてご報告いたします。

外務省へ署名を提出する直前の6月10日、在日ビルマ人のみなさんは、霞ヶ関の議員会館内でミャンマー議連と合同緊急記者会見を開き、本署名キャンペーンの報告行い、日本政府も政治囚釈放に向けて強く軍政に働きかけてほしいと訴えました。

また、会見ではスーチーさんの元ボディーガードで自身も政治囚として4年間を刑務所で過ごした経験をもつポーンミントゥンさんが、ビルマの政治囚の状況を説明し、刑務所内で行われている拷問を再現するパフォーマンスを行い状況の深刻さを訴えました。

ポーンミントゥンさんは、次のようにお話し会見を締めくくりました。「署名を通じ、今、刑務所の中にいる政治囚に『自分はひとりではない、決して忘れられてなんかいない、世界中に応援している人がたくさんいる』ということを伝えたい。日本の人にもこの問題を心から理解し、応援し、政治囚を励ましてほしい。」

「署名に協力してくださった賛同団体の皆さま、署名をしてくれた一人ひとりのみなさんに、心からお礼を申し上げたいです。どうもありがとうございました。これからも引続き、政治囚の釈放に向けて、僕たちと一緒に日本政府や軍事政権に対して彼らの釈放を求めてほしいです。どうぞよろしくお願いします。」


     ▲記者会見の様子


     ▲刑務所内で行われている拷問を再現

     ▲刑務所内で行われている拷問を再現


(以上、報告文と写真:PFB事務局)


▼日本での参加・賛同団体

2009年6月29日

ビルマ政治囚支援協会(日本)
国民民主連盟(解放地域)日本支部
全ビルマ学生連盟(外交委員会)
ビルマ民主化同盟
新社会民主党(日本支部)
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ日本事務所
(社)アムネスティ・インターナショナル日本
ビルマ市民フォーラム(PFB)
日本ビルマ救援センター(BRCJ)
ヒューマンライツ・ナウ(HRN)
アジア人権基金
ティナラク織の会「カフティ」
NGO「人権・正義と平和連帯フォーラム」福岡
アジア女性資料センター
アーユス仏教国際協力ネットワーク
JAM
全日本鉄道労働組合総連合会

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【プレスリリース】ビルマ政治囚署名キャンペーン
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FREE BURMA’S POLITICAL PRISONERS NOW!
今すぐビルマの政治囚の釈放を!
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ビルマ人民主化活動家 政治囚の釈放求め、播其文国連事務総長に署名を提出“政治囚はビルマの民主化の希望。彼らの命は今、危機的状況にある。”

2009年6月16日

ビルマ(ミャンマー)の元政治囚と民主化活動家は、播其文国連事務総長がビルマの政治囚の釈放を、自身の最優先課題とするよう求める署名を、正式に国連事務総長へ提出した。ビルマの政治囚の釈放を求める署名キャンペーンがかつてみないほど国際的な広がりをもって行われ、たった10週間で約68万の署名が集まった。

事務総長に署名を提出したキャンペーン代表団は、元政治囚でビルマ政治囚支援協会(AAPP)の事務局長を務めるテッナイン氏、ビルマ民主主義フォーラムの外務・渉外を担当するキン・オーンマー氏、そして、民主化活動を理由に65年の禁固刑を処され現在も刑務所に収容されている母親と従妹二人を持つ、ニーニーアウン氏である。

ニーニーアウン氏は、「私は国連に直接署名を提出する機会を頂いたことをとても光栄に思います。私は一人ひとりの署名の力を強く信じています。私から播其文国連事務総長へのメッセージはとてもシンプルなものです。“事務総長はこの状況が深刻であるとおっしゃっている。しかし、今こそ私は、私の家族と全ての政治囚が釈放されるように努力する、あなたの行動を目にしたいのです”」と述べた。

現在ビルマでは2,100名以上の政治囚が刑務所や強制労働収容所に収容されている。先月、国民民主連盟(NLD)のサライラモー氏は、1988年以降刑務所内で命を落とした140人目の政治囚となった。彼の家族は、いつものように定期的な面会のため刑務所を訪れた際、初めて亡くなった事実を知らされた。それは実に、亡くなってからほぼ3週間が経過した後のことであった。

テッナイン氏は、「国連が行動を起こすまでに、あと何人の政治囚が命を落とさなければならないのか?私は播其文国連事務総長に対して、ビルマ軍政との(民主化に向けた)話し合いの中で、全ての政治囚の即時・無条件の釈放を必ず実現させるよう要請します。事務総長はこれ以上黙って見ているべきではない。アウンサンスーチー氏を含む全ての政治囚は、ビルマ民主化への希望であり、祖国の未来のリーダーです。その彼らが、今、命の危機にあるのだから。 」と述べた。

以上


●数字で見るキャンペーン「FBPPN ! 今すぐビルマの政治囚の釈放を!」
・世界5大陸32カ国から、活動家のオンライン・コミュニティであるAvaazを
 含め、ビルマ人民主化団体や支援団体200以上が参加した。
・世界220の国と地域から677,254の署名が集まった。
・「ビルマ人権の日」(3月13日)の開始以来、10秒に1人が署名をした計算になる。
・タイ・ビルマ国境地帯では、難民や移住労働者を対象に政治囚について60以上もの円卓会議が開かれた。
・タイ・ビルマ国境の難民キャンプでは2万3,000以上の署名が集まった。
・タイ南部の移住労働者からは4万7,000以上の署名が集まった。
・タイ・ビルマ国境のメーソットでは2万3,000以上の署名が集まった。


●キャンペーンへの参加団体について
本署名キャンペーンは、元政治囚や民主化活動家からなるビルマ政治囚支援協会とビルマ民主主義フォーラムが呼びかけて行われた。キャンペーン賛同団体の全てはこちらのサイトからご覧いただけます。


●ニーニーアウン氏の家族について
ニーニーアウン氏の母親ドーサンサンティン氏(60歳)は、禁固刑9年を宣告されマンダレー管区のメイッティーラ刑務所に収容されている。ニーニーアウン氏の従妹テッテッアウン氏(32歳)は同じくマンダレー管区メイッティーラ刑務所で禁固刑65年を宣告され収容されており、彼女の夫チッコーリン氏もマグウェ管区パコック刑務所で禁固刑11年を宣告され収容されている。夫婦は共にミンコーナイン氏率いる「88世代学生グループ」のメンバーである。この夫婦には3人の子どもがおり、現在ニーニーアウン氏の叔母が世話をしている。ニーニーアウン氏のもうひとりの従妹で学生活動家のヌウェニンイーことノーノー氏(21歳)も、イラワジ管区モービン刑務所で11年の刑に処され、現在収容されている。


●政治囚の状況
現在、ビルマには2,155人の政治囚がいる。このうち、2008年10月以降、350人以上が有罪判決を宣告され、もっとも長いものでは禁固104年という厳しい判決が出ている。2008年11月以降、230人以上が家族と遠く離れたビルマ各地の刑務所に移送された。自宅から遠距離になったことでより交通費もかさむため、政治囚の家族が面会に訪れたり、必要な食料や薬を差し入れたりすることが非常に難しくなる。遠隔地の刑務所への移送による健康への影響等、詳細については、ビルマ政治囚支援協会(http://www.aappb.org)発行の報告書
『Burma's prisons and labour camps: silent killing fields』を参照。


(原文英語)Press Release, Burma activists deliver political prisoner petition to Ban Ki-moon: "Political prisoners are the hope for democracy in Burma. Their lives are at stake.", 16 June 2009

(日本語訳)ビルマ市民フォーラム、(社)アムネスティ・インターナショナル日本
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★日本での問合せ先:
fbppn.japan@gmail.com

熊澤 新(090-7182-5594)(社)アムネスティ・インターナショナル日本(ビルマ調整チーム)
ポーンミントゥン(090-4221-1988)ビルマ政治囚支援協会(日本支部)
タンジンウー(080-5674-1960)国民民主連盟(解放地域)日本支部

キャンペーン日本語サイトはこちら
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★本件に関するメディア報道の一部


▼朝日新聞
スー・チーさん、獄中の64歳誕生日 解放へ展望開けず
http://www.asahi.com/international/update/0619/TKY200906190360.html

▼Associated Press
680,000 urge freedom for Myanmar prisoners
http://www.etaiwannews.com/etn/news_content.php?id=978859&lang=eng_news&cate_img=logo_world&cate_rss=WORLD_eng

▼IRRAWADDY
Burmese Activists Ask Ban Ki-moon for Help
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=16018v

▼IRISHTIMES.COM
Burmese Activists Ask Ban Ki-moon for Help
http://www.irishtimes.com/newspaper/world/2009/0617/1224248983323.html

▼REUTER
U.N.'s Ban urged to help free Myanmar prisoners
http://www.reuters.com/article/worldNews/idUSTRE55G0EX20090617
▼Straitstimes.com
Call to free political prisoners
http://www.straitstimes.com/Breaking%2BNews/SE%2BAsia/Story/STIStory_391442.html

▼Democratic Voice of Burma (DVB)
680,000 signatures delivered to UN chief
http://www.dvb.no/english/news.php?id=2635
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★播其文国連事務総長のビルマ訪問に関するメディア報道の一部

▼UN News Centre
Secretary-General to visit Myanmar later this week
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=31307&Cr=myanmar&Cr1=

▼NHK 6月30日
国連事務総長 ミャンマーへ
http://www.nhk.or.jp/news/t10013951411000.html

▼日経ネット 6月30日
国連事務総長、7月にミャンマー訪問  スー・チーさん解放要請
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090630AT2M3001330062009.html
▼ロイター 6月30日
国連事務総長が3-4日にミャンマー訪問
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38784720090630

▼時事 6月30日
来月3日からミャンマー訪問=軍政トップと会談の方向-国連総長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009063000032

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2009年6月29日月曜日

★「世界難民の日」全国リレー東京集会(7/5)のご案内

ビルマ市民フォーラムも賛同しております、 「世界難民の日」全国リレー集会東京集会のご案内を転送させていただきます。ぜひご参加ください。
(重複の際は何卒ご容赦ください。)

事務局  宮澤

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「世界難民の日」全国リレー集会 東京集会(7/5)
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  同じ時代、同じ地球に生まれたんだから。
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6月20日は2000年の国連総会で決定された「世界難民の日」です。世界中で難民に関するイベントが行われています。日本の難民についての知っていただきたく集会を行いますので、ぜひご協力をお願いいたします。

****難民にもやさしい国に!!*********

昨年(2008年)日本の難民申請者は始めて1000人を超え1599人が日本に庇護を求めました。政情不安で人権侵害の横行する世界各国から難民が来ています。ビルマ・トルコ(クルド)・スリランカ・アフリカ各国・・・しかし、厳格な難民認定制度の下、難民認定された人はわずか57名。「難民鎖国」は続いています。彼らの多くは保護される国がなく「存在しない人」としてこの日本でひっそりと暮らしています。加えてこの不況の中、大変苦しい生活を強いられています。

最新情報はweb(http://rafiq.jp/wrd/)をご覧ください。

● わたしたちの提言

  1.独立した難民審査機関を設置させよう
  2.強制送還・難民調査のインタビューのテープ録画を義務づけよう
  3.難民調査官、裁判官に難民支援の実務研修を義務づけ、専門性を高めて
  4.欠陥だらけの現行制度で不認定とされた全難民申請者に在留資格を
  5.難民申請者にシェルターや就労権を与え、生存できる環境を整備しよう


●各会場とプログラム
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【東京集会】
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2009年7月5日(日) 14:00~17:00

ニコラ・バレ  9F
  千代田区六番町14-4
   JR四ツ谷駅 麹町口前(歩1分)
地下鉄南北線 / 丸の内線 四ツ谷駅(歩3分)
参加費:1000円(学生500円)

プログラム
 ・基調講演「日本の難民問題 現状と課題」
   渡邉彰悟氏 (弁護士・全国難民弁護団連絡会議事務局長)
   土井香苗氏 (弁護士・国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ東京
    ディレクター)
 ・ワークショップ:グループ別ディスカッション
   「生きるって何?日本で暮らす難民と考える」


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【長崎集会】
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2009年6月27日(土) 15:00~18:00

★終了しました。

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【大阪集会】
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2009年6月21日(日) 13:00~16:00
★終了しました。
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●賛同をお願いします。

賛同のお願い http://rafiq.jp/wrd/sandou.html
賛同用紙 http://rafiq.jp/wrd/sryou/sandouyousi.pdf

賛同金はこちらへ

郵便振替
  口座番号:00980-4-281607
  加入者名:世界難民の日実行委員会

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2009年6月27日土曜日

★ご紹介:HRW「マレーシア:スーチー氏の誕生日を祝ったビルマ人を釈放せよ」

国際人権NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチのリリースをご紹介いたします。



ヒューマン・ライツ・ウォッチ
マレーシア:スーチー氏の誕生日を祝ったビルマ人を釈放せよ
庇護希望者の権利保護を
2009年6月23日

日本語版
http://www.hrw.org/en/news/2009/06/23

英語版
http://www.hrw.org/en/news/2009/06/23/malaysia-release-burmese-celebrating-suu-kyi-s-birthday

★【番組のご案内】今夜18時~NHK総合「週間こどもニュース」

本日6月27日(土)、夜6時10分から、NHK 総合「週刊こどもニュース」で難民の家族について放送されます。ぜひご覧ください。

Please watch the NHK Channel I (Shukan Kodomo news) today at 18:10 to 18:42. A family of refugee in Japan will telecast.


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NHK総合 週間こどもニュース
放送日: 6月27日(土) 夜6時10分~

<うなずキッズ>
知ってる?“難民”のこと

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2009年6月25日木曜日

★【番組のご案内】明日22時15分~、NHK BS1 『スーチーさん裁判 ミャンマー民主化運動の行方』

明日26日、夜10時15分から、NHK-BS1「きょうの世界」でアウンサンスーチー氏の裁判やビルマ情勢について特集がくまれています。
解説は根本 敬(上智大学教授、ビルマ市民フォーラム運営委員)が担当しております。 ぜひご覧ください。


事務局 宮澤


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NHK-BS1「きょうの世界」
放送時間:2009年6月26日(金) 夜10時15分~
『スーチーさん裁判 ミャンマー民主化運動の行方』

内容:アウンサンスーチー氏の裁判について、これまでの経緯と最新の情勢など
解説担当:根本 敬(上智大学教授、ビルマ市民フォーラム運営委員)
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2009年6月22日月曜日

★ウィンティン国民民主連盟(NLD)中央執行委員から:スーチー氏の誕生日に寄せて

国民民主連盟(NLD)中央執行委員でジャーナリストのウィンティン氏の「アウンサンスーチーさんの誕生日に寄せて」をご紹介いたします。在日ビルマ人の方を通して頂きました。

ウィンテイン氏は自身も19年間獄中で過ごし2008年に釈放された、元政治囚です。

事務局  宮澤

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スーチー氏の誕生日に寄せて
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アウンサンスーチー氏の政治の世界における功績については、よく知られているところだと思いますので、私は彼女の誕生日に、スーチー氏の資質、とりわけ精神性について話したいと思います。

彼女の精神的資質は、「恐怖を乗り越える力」に集約されます。これが最も偉大な面です。加えて彼女には忍耐力、知性、勇気、責任感、規律といった能力、資質もあり、人としてそこにとても惹き付けられます。だからこそ、政治の世界では彼女より経験が豊かな人も、経験の浅い人同様、彼女を尊敬しますし、年配の人も若い人同様彼女を敬愛します。そしてそれゆえにビルマ国民のみならず世界の人々も、彼女を支持してきたのだと私は申し上げたいのです。

このことについて、日本の俳句を模し、私はビルマ語で詩を詠みました。

「 イェー ズェー ニャン スィー ター
マチャウタヤー テーガビャー
ミーボンデーガ チャー

(勇気、忍耐、叡智、規律、責任
恐れなき教え 詩は響く
火中に咲く 睡蓮の花) 」



イェーとは、勇敢であること、とても勇気があることを意味します。

そしてズェーとは粘り強く屈しないこと、忍耐強いことを意味します。すでに20 年余りの歳月が過ぎました。彼女はビルマのために人生を捧げ、心血を注いできたことを表しています。

またニャンは、深い知識と智慧の持ち主であることを意味します。私たちは皆そのことに敬意の念を抱いています。

さらにスィーとは、規律ある行動を意味します。彼女は一貫してそれを説いてきました。それは軍政の言う規則で縛ること、処罰することとは全く異なります。軍政の述べる「規律ある民主主義」というのは、抑圧、制限、拘束以外のなにものでもありません。彼らは同じ言葉を政治囚を捕まえる手錠のように用いているのです。スーチー氏の用いるスィーの意味はそうではありません。彼女は1988 年、シュエダゴンパゴダで演説するよりも前の会見ですでに、「民主化を望むなら規律ある行動をとること」の重要性を語っています。

そしてターとは責任を意味します。自らの責任について理解していることです。軍政は規則を守ることを言います。そして彼らは有刺鉄線を張り巡らします。それを規律だと彼らは言います。しかし彼らには責任を感じそれを果たす、責任をとるといった意識は全くありません。スーチー氏はそうではありません。彼女は規律を尊重する一方で、同様に自らの責任を知り、それを引き受け担い、全うすることを重んじるのです。

「恐れなき教え 詩は響く」というのは、皆さんもご存知の通りです。「恐れからの自由」と彼女が説いたのは、たんなるスローガンとは全く異なります。それは詩のように、力強い音色で、人々の心を打ち、考えを変え、励ます響きを持つ言葉です。「恐れなき教え」という言葉が、いかにビルマの人々に勇気を与えたか、そのことを表したかったのです。

最後の「火中に咲く 睡蓮の花」という表現も、お分かりいただけると思います。ビルマはなお火の海の中にあります。人々はうなだれ、思いは打ちひしがれて灰に帰さんばかりの状態です。その中にあってスーチー氏こそが、睡蓮の花のような存在であるということを申し上げたいのです。


ウー・ウィンティン
(国民民主連盟、中央執行部委員)

2009年6月19日金曜日

★【ご報告】スーチーさんの誕生日(東京)


   (写真:Altsean-Burma)

『アウンサンスーチーさん64歳のお誕生日によせて』

あなたとビルマのすべての人びとの自由をめざして、わたしたちはこれからもささやかな努力をつづけます。あなたの国のため、そして日本のために。

ビルマ市民フォーラム代表 永井 浩


ビルマが「監獄」から解放されるために,アウンサンスーチーさんの解放が必要です。 民族の融和のために,アウンサンスーチーさんの思想が必要です。そして,私たち一人ひとりが自由を感じとるために,アウンサンスーチーさんの自由が必要です。

アウンサンスーチーさんに自由を!
自由と民主化を願うすべてのビルマ人に自由を!


ビルマ市民フォーラム事務局長 渡辺 彰悟



今日6月19日はアウンサンスーチーさんの64歳の誕生日。
釈放を求め、東京でも在日ビルマ人がビルマ僧侶を招いて「祈りの会」を行い、PFBのほかビルマの民主化を応援する日本のNGOや一般の方々などたくさんの方が集まってくださいました。(写真:PFB事務局)









64歳の誕生日に64語のメッセージを送ろうという「64キャンペーン」にも世界各国から1万を超えるメッセージが届いています!もちろん、誰でもメッセージを書き込めますし、日本語でOKです。日本から発信されているメッセージの全てを見たい場合はトップページの上の部分「Gallery」 ボタンをクリックし、2つ目の空欄 「from:   」で「Japan」を選択してください。

過去19年のうち13年以上を自宅軟禁下で過ごしているアウンサンスーチーさん。
ビルマ軍事政権が武力でもって人々を抑圧しつづける中、スーチーさんの自宅軟禁期間の長期化に比例し、自由と人権の尊重を求めるこの非暴力の闘いを、スーチーさんと共に歩まんとするビルマ国民一人ひとりの決意は、より一層強まりました。

今日、アウンサンスーチーさんに象徴される平和と正義を目指す非暴力の闘いは、ビルマ国民のみならず、紛争や暴力、相互理解に苦しむすべての人々にとって指針となるものであり、希望の光であり、大きな励ましです。来年のお誕生日こそは、必ずや自由の身となって、たくさんの笑顔とともに迎えられるよう、是非皆さんも日本から応援と連帯のメッセージを送ってください。一緒に声をあげていきましょう。



Free Burma! Free Aung San Suu Kyi!
PFB事務局 宮澤


★「64キャンペーン」関連・メディア報道:
【共同通信】2009/06/19 19:33
世界各地から激励メッセージ スー・チーさん64歳誕生日
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061901000933.html

★本日のIrrawaddy「QUOTE OF THE DAY」はオノ・ヨーコさんからスーチーさんへのメッセージ!
http://www.irrawaddy.org/index.php

2009年6月17日水曜日

★【続報】「64キャンペーン」新着メッセージ

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【続報】アウンサンスーチーさんの釈放を求める国際キャンペーン
   64歳の誕生日に64語のメッセージを送ろう!
配信:PFB、ビルマ情報ネットワーク、ヒューマン・ライツ・ウォッチ
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 アウンサンスーチーさん ビルマ チン州にて(Altsean-Burma)


今週もメッセージが届いています!以下、新着メッセージをご紹介いたします。(五十音順)

ビルマ市民フォーラム 事務局長 渡辺彰悟http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8997(日本語)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=10019 (英語)

【日本から】

辻元 清美(衆議院議員)

http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8900
民主主義と自由を求めるビルマの人たちと、ビルマに民主主義を求める私たちはいつもアウンサンスーチーさんのことを考えています。スーチーさんの64才のお誕生日に、ビルマの人たちのことをまだよく知らないひとりでも多くの人たちに呼びかけます。一緒に世界を変えましょう。

羽田 孜(衆議院議員、元首相)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8916
アウンサンスーチーさんの長期に渡る拘束に、強く反対します。スーチーさんの自由と健康を祈念します。

鳩山 由紀夫(衆議院議員、民主党代表)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8419
「アウンサンスーチーさんの64歳のお誕生日に寄せて」
64歳のお誕生日おめでとうございます。日本から友愛のメッセージを贈りたいと思います。友愛の精神で重要な自由と平等は、今、私たちが直面する、地球温暖化やテロの問題等のグローバルな問題から、格差や貧困等の国内問題まで、皆が力を合わせて乗り越えていく原動力であると、確信しています。ご健康を心からお祈りしております。


【海外からピックアップ】

ジェームズ・キャメロン監督

「アウンサンスーチーさんは私のヒーロー」
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7949ASEAN

ASEAN国会議員によるミャンマー議連(AIPMC)
「アウンサンスーチーさんへ」(映像)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7949

ノーベル平和賞を受賞した女性たち
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8782

★6/19 17時~、スーチーさんお誕生日・祈りの会(国連大学前)

在日ビルマ人のみなさんからのお知らせです。ぜひご参加ください。


アウンサンスーチーさんの64歳の誕生日を祝して
―ビルマ僧侶を招いてのお祈り(予定)、キャンドルライトなど―

*どたなでも参加できます。ぜひお越しください。一緒にキャンドルを灯しましょう!

(加えて、国連事務総長に対し、事務総長自身がアウンサンスーチーさんを含む全ての政治囚の釈放を最重要課題とするよう求めます。)

日時:6月19日(金)17時~18時
場所:国連大学前 (東京都渋谷区神宮前5?53?70)
アクセス:http://www.unu.edu/access/
主催:在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC) ほか

詳細問合:090-4964-9718(日本語可)



★アウンサンスーチーさんの誕生日にあたり、世界各地でイベントやセレモニー、集会が行われます!各国のイベント情報はこちら(英語)

2009年6月15日月曜日

★【続報】「64キャンペーン」新着メッセージ

アウンサンスーチー氏の64歳の誕生日(6月19日)に合わせて支援メッセージを寄せる「64キャンペーン」。日本からも続々とメッセージが寄せられています!(以下、五十音順に紹介)
配信:PFB、ビルマ情報ネットワーク、ヒューマン・ライツ・ウォッチ


あたたはもう送りましたか?まだの方は是非こちらからメッセージを送りましょう!


【アーティスト】

■いとうせいこう(作家)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7364
アウン・サン・スー・チーさん。貴方が自由であることは、私たちの自由に関係あります。貴方が不自由であることは、私たちの不自由です。

■沢 知恵(シンガーソングライター)
「スーチーさん、あなた自身が希望そのものだから」(映像)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8329
■沢 知恵(シンガーソングライター)
「スーチーさん、あなた自身が希望そのものだから」(映像、英語)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8296

■サンプラザ中野くん
「皆さんの声は、ビルマに届きます」(映像)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7727

【国会議員】

■今野 東(参議院議員)
「ビルマの実態を知ってほしい」(映像)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8278

■末松 義規(衆議院議員、ミャンマー議連事務局長)
「スーチーさん64歳の誕生日に寄せて」(映像)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7828

■末松 義規(衆議院議員、ミャンマー議連事務局長)
「スーチーさん64歳の誕生日に寄せて」(映像、英語)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7829

■ツルネン マルテイ(参議院議員)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8338
ビルマに民主主義が実現するために、まずアウンサンスーチーさんが解放され、自由に政治活動ができるようにと、世界中から多くのメッセージをビルマに届けましょう。日本の政府ももっと積極的にビルマの軍事政権に圧力をかけるべきです。アウンサンスーチーさんが自由になることが、ビルマの人々が自由になるための大きな一歩となるのです。

■中川 雅治(参議院議員)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7194
アウンサンスーチーさん、並びにビルマで拘束されている全ての政治犯の釈放を求めます。
ビルマの民主化を求める声は今や全世界に広がっています。

■中川正春(衆議院議員)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7808
ビルマに民主主義と自由を!

■中村 哲治(参議院議員)
「ビルマ・難民キャンプを訪れて」(映像)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7820

■那谷屋 正義(参議院議員)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=7200
「アウンサンスーチーさんに自由を!」と皆さんの大きな声をビルマに届けましょう。今求められている真の世界平和は、武力によって獲得するものではなく、人間の尊厳を重んじ合うことからスタートします。
 皆さんの1人ひとりの力で、アウンサンスーチーさんを自由の身にすることができる時、その時、真の世界平和への大きな一歩がふみ出せることになるでしょう。
「アウンサンスーチーさんの自由」=「世界平和への大きなステップ」

■福島みずほ(社民党党首・参議院議員)
「スーチーさん、がんばれ!」(映像)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8335

■福島みずほ(社民党党首・参議院議員)
「スーチーさん、がんばれ!」(映像、英語)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=8339

■ビルマ情報ネットワーク
「日本からもFree Burma!」(映像)
http://www.64forsuu.org/word.php?wid=6844

2009年6月5日金曜日

★日本語版完成!スーチーさんに64語メッセージを送ろう!

ビルマ市民フォーラム、ビルマ情報ネットワークヒューマン・ライツ・ウォッチからのお知らせです。

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 アウンサンスーチーさんの釈放を求める国際キャンペーン
   64歳の誕生日に64語のメッセージを送ろう!
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日本語でも送れる環境が整いました。皆さんも、送ってみませんか?
~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆

ビルマ(ミャンマー)の民主化リーダーで、ノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチーさんは、過去19年のうち13年以上もの間を自宅軟禁下におかれてきました。その拘束期限がやっと切れた今、不当な起訴によりさらに拘束期間が延期されようとしています。

こうした中、先日お知らせしましたが、スーチーさんの釈放を求め、応援のメッセージを送ろうという「64語キャンペーン」が行われています。

「64語キャンペーン」サイト

「64語キャンペーン」は、スーチーさんの64歳の誕生日(6月19日)に合わせ、動画や画像、文、Twitterなどを使ってスーチーさんを応援する「64語のメッセージ」を送ろうという企画です。

既にイギリスのブラウン首相、ブラッド・ピット、デイビッド・ベッカム、ボノ、スカーレット・ヨハンソン、マドンナなど、世界の政治、音楽、文化、社会などあらゆる領域で活躍する人びとから映像やメッセージが続々と寄せられています。

みなさんも是非、メッセージ(映像、画像、文章)を送ってみませんか?送られたメッセージはキャンペーンサイトに掲載され、誰でも見ることができます。

メッセージの送り方(日本語) はこちら

送り方について不明点などがありましたら、ビルマ情報ネットワークの<問合せフォーム>を使ってご連絡ください。<問合せフォーム>はこちら

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早速、日本からもメッセージが集まり始めています! 
キャンペーンサイトにも掲載されています。
「64語キャンペーン」 日本からのメッセージ紹介
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中川 雅治(参議員議員)
「アウンサンスーチーさん、並びにビルマで拘束されている全ての政治犯の釈放を求めます。ビルマの民主化を求める声は今や全世界に広がっています。」

那谷屋 正義(参議院議員)
『「アウンサンスーチーさんに自由を!」と皆さんの大きな声をビルマに届けましょう。今求められている真の世界平和は、武力によって獲得するものではなく、人間の尊厳を重んじ合うことからスタートします。
 皆さんの1人ひとりの力で、アウンサンスーチーさんを自由の身にすることができる時、その時、真の世界平和への大きな一歩がふみ出せることになるでしょう。
「アウンサンスーチーさんの自由」=「世界平和への大きなステップ」』

ビルマ情報ネットワーク
「日本からもFree Burma!」(映像)
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さぁあなたからも、スーチーさんとビルマの人々へ、応援と連帯のメッセージを送りましょう! Free アウンサンスーチー! Free ビルマ!

★インストアライブ映像

いとうせいこうさん×沢 知恵さん×ダブマスターXさんの『ミャンマー軍事政権に抗議するポエトリー・リーディング QUIET』。 サイクロン「ナルギス」の襲来から丁度1年にあたる5月2日、タワーレコード渋谷店で行われたインストアライブの模様がYouTubeにアップされました!

ぜひご覧ください!
http://www.youtube.com/watch?v=QfO82B9u3wg

2009年6月2日火曜日

★第57回PFB例会のご案内(6/13)

【転送・転載歓迎】
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第57回 ビルマ市民フォーラム例会のご案内
 <6月13日(土) 18時~/ 東京・池袋>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『アウンサンスーチー不当起訴のゆくえと背景 (仮題)』
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◆日時=2009年6月13日(土) 午後6時~午後8時30分
   *午後5時45分開場

◆会場= 池袋・ECOとしま(豊島区立生活産業プラザ)
        8階 多目的ホール
*所在: 豊島区東池袋1-20-15、Tel 03-5992-7011
*交通: 池袋駅東口徒歩5分 地図
      
◆資料代= 200円(会員)・500円(非会員)
◆定  員= 80名 (事前申込み不要/先着順)

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先月5月14日、ビルマ軍政は湖を泳ぎ渡り突然スーチーさん宅を訪れた米国人男性をスーチーさんが自宅に入れたことが自宅軟禁の規則に反するとして国家防御法を適用し、スーチーさんを起訴しました。

国民民主連盟(NLD)を率い、母国の自由と民主化を求めて闘いつづけるアウンサンスーチーさん。
1991年にはノーベル平和賞も受賞しています。しかしながら、この間軍政は過去19年間のうち13年以上もの間、スーチーさんを自宅軟禁下においてきました。2003年5月から今日までつづく三度目の自宅軟禁の期限は今年5月末できれることになっており、今回の事件はビルマの人々はもちろんのこと、国際社会が同氏の解放を待ち望んでいた矢先の出来事でした。
今、世界中がスーチーさんの裁判のゆくえに注目しています。

今、ビルマはどうなっているのだろうか?
アウンサンスーチーさんとは、どんな人物なのだろうか?
国際社会は何をすべきか?

次回例会では、お2人のビルマ専門家から、この事件の経緯と日本政府を含む国際社会の動きなど最新のビルマ情勢をお話いただきます。また、アウンサンスーチーさんの思想・行動・おかれている状況についても改めて振り返りたいと思います。

初めての方も、ぜひご参加ください。

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【プログラム】
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17:45~開場

18:00~19:00(60分)

「事件の経緯と国際社会の反応について(仮題)」
・・・秋元 由紀(ビルマ情報ネットワーク ディレクター、米国弁護士)

19:00~19:10(10分)
 休憩

19:10~20:10(60分)
「アウンサンスーチー その思想と行動を振り返る(仮題)」
・・・根本 敬(上智大学教授、ビルマ市民フォーラム運営委員)

20:10~20:20
PFB事務局からのお知らせ他


*在日ビルマ人のみなさんも参加されますので、ビルマ語逐次通訳が入ります。ご了承ください。

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【スピーカー プロフィール】
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●秋元 由紀 (あきもと ゆき)
ビルマ情報ネットワークのディレクターとしてビルマ民主化問題に関する情報提供、調査、提言を行う。2008年夏には参議院ODA調査派遣団のビルマ難民キャンプ視察などに同行した。特定非営利活動法人メコン・ウォッチでもビルマへの開発援助について調査や政策提言を継続中。著書にPost-Nargis Analysis: The Other Side of the Story (Burma Medical Association et al., 2008)、Opportunities and Pitfalls:Preparing for Burma’s Economic Transitions (Open Society Institute, 2006)、「ビルマ(ミャンマー)の開発と人権・環境問題」(季刊「公共研究」第2巻第1号、2005年)。米国弁護士。
ビルマ情報ネットワーク http://www.burmainfo.org/
きょうのビルマのニュース http://d.hatena.ne.jp/burmainfo/


●根本 敬 (ねもと けい)
1957年生まれ。上智大学外国語学部教授。専門はビルマ近現代史研究。著書に『アウンサン:封印された独立ビルマの夢』(1996年、岩波書店)、『ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー』(田辺寿夫と共著、2003年、角川新書)、「(第6章)アウンサンスーチー:真理の追究」(共著『現代世界の女性リーダーたち』所収、2008年、ミネルヴァ書房)ほか、論文多数。NHKはじめテレビ・ラジオのニュース解説(ビルマ関係)も随時担当。


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★PFBでは、日本人と在日ビルマ人を対象に、時々のビルマ情勢や在日ビルマ難民の抱える問題などをテーマに、隔月で例会を実施しております。会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます。初めての方でもぜひお気軽にご参加ください。

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2009年5月29日金曜日

★【ご報告】27日、在日ビルマ人スーチーさん釈放を求めデモ行進



アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が大勝利をおさめた1990年5月の総選挙から19年目の記念日にあたる5月27日、在日ビルマ人のみなさんや民主化を応援する日本人約650人が都内をデモ行進を行いました。「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」やPFBのほか、連合やNGOなど日本の支援団体も参加しました。デモ行進の列が外務省の前にさしかかると、「日本政府は2010年の総選挙の実施を支持しないでください!」「スーチーさんと政治囚を釈放するようもっと強く働きかけてください!」というシュプレヒコールの声が一段と強くなりました。(写真:PFB事務局)

「日本のみなさん一人ひとりにも、ビルマの本当の姿を知ってほしい。そして、今、刑務所に収容されている私たちのリーダーや友達に代わって、政府に訴えてほしいのです。」
明日30日は、今日まで続くアウンサンスーチーさんの3度目の自宅軟禁のきっかけとなったディペーイン事件から6年目にあたります。明日も、在日ビルマ人のみなさんはスーチー氏の釈放を求めビルマ大使館前で抗議行動を行います(15時~17時)。 ご都合のつく方は、ぜひご参加ください。


27日、緊急集会/デモ行進の実施団体がアピールを出しましたので、以下、紹介させていただきます。

メディア報道:
産経ニュース
「スー・チーさん釈放を」 在日ミャンマー人がデモ(2009.5.27)

関連写真

PFB事務局  宮澤


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【集会アピール】2007.5.27
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集会アピール
 ビルマ軍事政権は、民主化運動指導者であるアウン・サン・スー・チー氏を国家防御法違反の罪で起訴した。現在、特別法廷で裁判が続けられており、今週中にも最長5年の禁固刑が言い渡される可能性が高まっている。
 このように緊迫した情勢下、本日、ビルマ国民民主連盟(NLD)日本支部をはじめとする在日ビルマ人団体、ビルマの民主化を支援する団体等が結集した。アウン・サン・スー・チー氏の軟禁期限が近づくなかで、軍政が突然同氏を起訴したことは、単にビルマ国内法上の問題にとどまらず、国際的にも重大な事態である。今回の事態に対し、早期の解決に向け一致した取り組みが国際社会に求められている。
 私たちは、ビルマ軍事政権に対し、アウン・サン・スー・チー氏と少数民族を含む全ての政治囚を即時釈放するよう、強く訴える。これが、ビルマの民主化を実現するための第一歩である。同時に、国際社会のなかで果たすべき日本政府の役割は極めて大きい。
 私たちは、ビルマ軍事政権および日本政府に対し、以下のことを求めるとともに、引き続き、ビルマの民主化を早期に実現するために連携した取り組みを進めていく。



1.ビルマ軍事政権は、アウン・サン・スー・チー氏と少数民族を含む全ての政治囚を即時釈放すること。
2.ビルマ軍事政権は、1990年の総選挙結果を尊重すること。
3.ビルマ軍事政権は、民主化勢力、少数民族との三者間で、2008年の憲法も含めた話し合いを進め、国民的和解をはかること。
4.日本政府は、中国、ASEAN諸国政府などと連携しながらEUのようにビルマ民主化実現に向けた特使を派遣すること。
5.日本政府は、ビルマ軍事政権に対し、日本人ジャーナリスト・長井健司氏殺害事件の全容解明、関係者の処分などを求めること。


以上、アピールする。



2009年5月27日
「アウン・サン・スー・チー氏並びにビルマ政治活動家の即時釈放を求める緊急行動」
ビルマ国民民主連盟(NLD)日本支部
日本労働組合総連合会(連合)
ビルマ市民フォーラム
アムネスティー・インターナショナル日本
アーユス仏教国際協力ネットワーク
ヒューマンライツ・ナウ
ミャンマーの民主化を支援する議員連盟

2009年5月28日木曜日

★Fw: [burmainfo] スーチー氏釈放を求める国際キャンペーンが開始 64歳の誕生日に64語のメッセージを送ろう

アウンサンスーチーさんの裁判の行方に世界中が注目する中、昨日5月27日にスーチーさんの釈放を求める新しいキャンペーンが始まりました。以下、ビルマ情報ネットワークからのお知らせをご紹介します。

すでに、世界中からスーチー氏へのメッセージ、スーチー氏の釈放やビルマの民主化を求めるメッセージと映像が続々と寄せられています。ぜひご覧ください!


PFB事務局 宮澤

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アウンサンスーチーさんの釈放を求める新しい国際キャンペーンが始まりました。

スーチーさんは6月19日に64歳の誕生日を迎えます。これに合わせ、動画や画像、文、Twitterなどを使ってスーチーさんを応援する「64語のメッセージ」を送ろうという企画です。

ブラッド・ピット、デイビッド・ベッカム、ボノ、スカーレット・ヨハンソン、ニコール・キッドマン、マドンナなども参加します。
また、イギリスのブラウン首相の公式サイトでも、現在このキャンペーンが大きく紹介されています。

本キャンペーンはこれから、さらに広く展開する予定です。日本語でもメッセージを寄せられるよう、現在準備をすすめています。準備が出来次第、改めてご案内いたします。


64キャンペーンサイト(英語)

64キャンペーンについて(日本語)



ビルマ情報ネットワーク
秋元由紀

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2009年5月26日火曜日

★【ご報告】署名キャンペーン 世界中から65万以上の署名

今年3月13日より世界各地で実施しておりました、ビルマの政治囚の釈放を求めるグローバル署名キャンペーンが、5月24日に終了いたしました。日本からの1万4890筆を含め、世界中から合計65万2179筆の署名があつまりました(5月26日現在)。

この間の皆様のご協力に心から感謝申し上げます。

ちょうどこのキャンペーンの取組みのさなかに、アウンサンスーチー氏が新たな罪状で逮捕されるという報が流れました。このビルマ軍事政権は、政権維持のためならどんな手段でも用いようとするところであることがはっきりしています。私たちは、ビルマの解放と民主化を願う日本と世界中の声をこれからも届け続けたいと思います。

そのことが民主化を推進する大きな歴史の流れをつくるものであり、そしてビルマの国内で抑圧されている活動家を励ますものであることを信じています。


これからもご協力をお願い申し上げます。
ありがとうございました。


ビルマ市民フォーラム
事務局長 渡辺 彰悟 



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【ご報告】 ビルマ・グローバル・署名キャンペーン
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FREE BURMA’S POLITICAL PRISONERS NOW!
   今すぐビルマの政治囚の釈放を!
 ― 65万2,179筆の署名が集まりました!―
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3月13日~5月24日に実施した「ビルマ・グローバル署名キャンペーン”今すぐビルマの政治囚の釈放を!”」にご協力くださった皆さま、本当にどうもありがとうございました。

世界220の国と地域から、65万2,179筆の署名が集まりました!

本日26日、キャンペーン本部のあるタイでは、キャンペーンを呼びかけたビルマ政治囚支援協会やビルマ民主主義フォーラムが記者会見を行い、多くのメディア関係者出席のもと、キャンペーンの報告やビルマの最新情勢について報告しました。現在、皆様からいただいた署名を国連事務総長へ渡すべく、日程を調整中です。

日本からも1万4890筆の署名が集まりました。本当にどうもありがとうございました。こちらも現在、日本政府への提出日時を調整中です。本署名活動を踏まえた上での今後の活動などにつきましては、改めてお知らせいたします。

引続き、ビルマ情勢へご注目いただき、ビルマの民主化へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


2009年5月26日

ビルマ政治囚支援協会(日本)
国民民主連盟(解放地域)日本支部
全ビルマ学生連盟(外交委員会)
ビルマ民主化同盟
新社会民主党(日本支部)
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ日本事務所
(社)アムネスティ・インターナショナル日本
ビルマ市民フォーラム(PFB)
日本ビルマ救援センター(BRCJ)
ヒューマンライツ・ナウ(HRN)
アジア人権基金
ティナラク織の会「カフティ」
NGO「人権・正義と平和連帯フォーラム」福岡
アジア女性資料センター
アーユス仏教国際協力ネットワーク
JAM
全日本鉄道労働組合総連合会

(以上、5月24日現在 日本での参加・賛同団体)


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FREE BURMA’S POLITICAL PRISONERS NOW ! キャンペーン

【プレスリリース】
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ビルマの政治囚の釈放を最優先課題に
播其文国連事務総長に世界中から650,000以上の署名

2009年5月26日
タイ・バンコク



ビルマ(ミャンマー)の政治囚の釈放を求める署名キャンペーンが国際的に行われ、たった10週間で世界220の国と地域から65万を超える署名が集まった。呼びかけ団体の一つ、ビルマ民主主義フォーラム(FDB)のナインアウン事務局長は「ビルマのためにこれほど多くの世界中の人々が一丸となって取り組んだキャンペーンは初めてだ」と述べた。

署名文は、播其文国連事務総長に対して、ビルマの民主化に向けた重要な一歩として、すべての政治囚の釈放を事務総長自身が最優先課題とするよう求めている。おりしも事務総長はビルマを訪問するため軍事政権と交渉しており、アウンサンスーチー氏の拘束についても「深く懸念している」と述べている。ノーベル平和賞受賞者で国民民主連盟(NLD)を率いるスーチー氏の非公開裁判は、今日で7日目を迎える。今回の裁判に対しては、ASEANからのかつてないほどの批判を始めとして、国際社会から強い非難が相次いでいる。2008年10月以降、ビルマにいる政治囚2,100人のうち、350人以上が同様に非公開の裁判で有罪判決を宣告された。もっとも長いものでは禁固104年という厳しい判決が出ている。

ビルマ政治囚支援協会の共同設立者であるボーチー氏は、「世界は播其文国連事務総長に注目している。事務総長は(軍政との交渉で)あらゆる手段を用い、アウンサンスーチー氏と全ての政治囚の即時・無条件の釈放を実現させなければならない。政治囚の釈放なしに国民和解などあり得ないのだから」と述べた。

署名キャンペーンは、元政治囚や民主化活動家からなるビルマ政治囚支援協会とビルマ民主主義フォーラムが呼びかけて行われた。世界各国のビルマ人民主化団体や支援団体に、活動家のオンライン・コミュニティであるAvaazが加わり、署名を集めた。

Avaaz のリッケン・パテル事務局長は、「アウンサンスーチーはビルマのネルソン・マンデラだ。国連事務総長は軍事政権に対し、国際社会と関係を持ち続けるには、アウンサンスーチー氏を釈放することが条件となると強く主張するべきだ」と述べた。

「ビルマ人権の日」にあたる3月13日にキャンペーンが始まって以来、10秒に1人が署名した計算になる。



(原文英語)
Accept nothing less than the release of Burma's political prisoners:Over 650,000global citizens urge Ban Ki-moon, Press Release,26 May 2009
(日本語訳)
ビルマ市民フォーラム、ビルマ情報ネットワーク
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1. この署名キャンペーンについて
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・世界5大陸32カ国から、ビルマ人民主化団体や支援団体200以上が参加。
・世界220の国と地域から65万の署名が集まった。
・「ビルマ人権の日」にあたる3月13日にキャンペーンを開始して以来、10秒に1人が署名をした計算になる。
・ タイ・ビルマ国境地帯では、難民や移住労働者を対象に政治囚について
 60以上もの円卓会議が開かれた。
・タイ・ビルマ国境の難民キャンプでは1万9,000以上の署名が集まった。
・タイ南部の移住労働者からは4万7,000以上の署名が集まった。
・タイ・ビルマ国境のメーソットでは2万3,000以上の署名が集まった。


2. ビルマの政治囚について
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・現在2,156人の政治囚が刑務所や強制労働所に収容されている(ビルマ政治囚支援協会の統計による)。
・2008年10月以降、350人以上の民主化活動家が最長で禁固104年という非常に厳しい判決を言い渡された。2008年11月以降、230人以上が家族と遠く離れたビルマ各地の刑務所に移送された。


3. キャンペーン事務局・賛同団体について
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本キャンペーンはビルマ政治囚支援協会ビルマ民主主義フォーラムが呼びかけ実施した。

キャンペーン公式ウェブサイト
キャンペーンに賛同した団体のリスト


★日本での問合せ先:
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fbppn.japan@gmail.com


キャンペーン日本語サイトはこちら


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★アウン・サン・スー・チー氏並びにビルマ政治囚の即時釈放を求める緊急行動

27日は、ビルマ情勢に伴い、以前ご案内いたしました「国民民主連盟(NLD)総選挙勝利記念デモ行進のお知らせ」の内容を一部変更し、実施するそうです。

事務局 宮澤 


転送・転載歓迎
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★アウン・サン・スー・チー氏並びにビルマ政治囚の即時釈放を求める緊急行動
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ビルマ国民民主連盟(NLD)は、明日、5月27日・ビルマ総選挙勝利記念日の機会を通じて、下記のとおり抗議行動を実施いたします。ぜひご参加ください!

            記

1.内容:緊急集会とデモ行進
     ○アウン・サン・スー・チー氏とビルマ政治囚の即時釈放を!
     ○1990年ビルマ総選挙結果の尊重とビルマ新憲法の改正を!
     ○ビルマ民主化の早期実現を!

2.日時:2009年5月27日(水)

(1)緊急集会:14:00集合
(2)デモ行進:15:00~16:00
(東京都港区・三河台公園~日比谷公園)


3.場所:三河台公園(東京港区六本木4-2-27 六本木駅より徒歩3分)
交通アクセス 東京メトロ日比谷線・都営追大江戸線、六本木駅4a出口より徒歩3分


4.呼びかけ団体: 国民民主連盟(NLD)解放地域 日本支部

 実 施 団 体 :  
 ビルマ国民民主連盟(NLD)日本支部
 在日ビルマ人の団体・個人
 ミャンマーの民主化を支援する議員連盟
 (社)アムネスティ・インタナショナル日本
 ビルマ市民フォーラム(PFB)
 連合
 
 以上、2009年5月22日時点(順不同)



<参考>
★国民民主連盟(NLD)は8888蜂起の中、1988年9月27日に結成。国家法秩序回復評議会(SLORC、軍事政権)が管理するなか、1990年5月27日に行なわれた国民議会(国会)総選挙で大勝をおさめ、485議席中
の392議席(占有率81%)を獲得した。

*国民民主連盟(解放地域)日本支部のメンバーや在日ビルマ人民主化活動家のみなさんは、この総選挙勝利記念日に、毎年都内でデモ行進を行っている。

*「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」は超党派の国会議員70名以上からなる議員連盟。会長・大島理森衆議院議員(自)、副会長・鈴木恒夫衆議院議員(自)、 事務局・長末松義規衆議院議員(民)。今回のビルマ情勢につき、5月20日にアウンサンスーチー氏の訴追に強く抗議する声明を発表し、外務省に申し入れた。

★在日ビルマ人のみなさんの抗議行動予定

アウンサンスーチー氏と全ての政治囚を即時・無条件に釈放するよう、ビルマ軍政に対して要請するアピール行動です。平日が多いですが、ご都合のつく方はぜひご参加ください。(ビルマ情勢に伴い、急遽変更になる場合がございます。ご了承ください。)


■2009年5月26日(火)14時~16時 在日ビルマ大使館前

■2009年5月27日(水)14時~16時 緊急集会・デモ行進
「アウン・サン・スー・チー氏並びにビルマ政治囚の即時釈放を求める緊急行動」
(14時、六本木 三河台公園集合)

■2009年5月28日(木)14時~16時 在日ビルマ大使館前

■2009年5月29日(金)14時~16時 在日ビルマ大使館前

■2009年5月30日(土)15時~17時 在日ビルマ大使館前
「ディペーイン虐殺事件から6年・アウンサンスーチーの自宅軟禁に抗議する(仮題)」

★参考「ディペーイン虐殺事件とは?」★
2003年5月30日夜、ビルマ北部ザガイン管区の小さな町ディペーイン附近の田舎道で、 アウンサンスーチー氏の国民民主連盟(NLD)の地方遊説隊が、USDA(連邦団結発展協会)を中心とする暴徒に襲われる事件が起きた。事件直後に軍事政権は死者は4名、アウンサンスーチー書記長、ティンウー副議長らを「身の安全のために」身柄を保護したと発表した。 この日から、今日までアウンサンスーチー氏の自宅軟禁は続いている。
※30日夜にサガイン管区ディペーイン郡で起きた一連の事件は、民主化指導者アウンサンスーチー氏と支持者への組織的な攻撃だった。(イラワディ)(ビルマ情報ネットワークHP)
http://www.burmainfo.org/assk/irrawaddy20030606_jp.html

※田辺寿夫「ビルマ軍事政権の終わりの始まり」
http://www.burmainfo.org/analyse/tanabe20030906.html

■2009年5月31日(日)
【東京】 なし
【名古屋】「ビルマ軍政のスーチーさん不当逮捕に抗議するデモ行進」
 県美術館東・栄公園11時30分集合
 在日ビルマ人一同
 連絡先:
 アウンエウィン・ビルマ民主化同盟名古屋支部支部長(090-5106-6393)
 ミョウティハン・国民民主連盟(解放地域)日本支部名古屋地方事務局長(090-4162-1970)

■2009年6月1日(月) 以降  ビルマ情勢をみて検討する