2008年12月24日水曜日

ジェーン・バーキン「アウンサンスーチー」に関するインタビュー映像

現在発売中のジェーン・バーキンさん最新アルバム『冬の子供たち』に収録されている新曲『アウンサンスーチー』につき、ジェーン・バーキンさんのインタビュー映像が公開されています。

彼女が新曲へ込めたビルマへの思い、ぜひご覧ください。


事務局 宮澤
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★EMIジュージック ジェーン・バーキン公式サイトより
ジェーン・バーキン「アウンサンスーチー」に関するインタビュー映像

http://www.emimusic.jp/artist/janebirkin/


▼新曲「アウンサンスーチー」のビデオクリップ(日本語字幕版)はこちらの
サイトでご覧いただけます。

「アウンサンスーチー」 by ジェーン・バーキン
(制作:アムネスティ・フランス支部、提供:アムネスティ日本)

http://jp.youtube.com/watch?v=xeP-PkEcf-g

アウンサンスーチーさんや、昨秋9月のデモ弾圧の様子、巨大サイクロン「ナルギス」の被災状況、そして国内避難民の子どもたちの様子が流れるこのビデオクリップは、初めての方でもビルマ情勢を理解するのに非常によい映像だと思います。そして何よりも、彼女の歌う歌詞の意味が、さらに胸の奥深くに響きます。まだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください!

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【YouTube】
Interview: Jane Birkin - New Song "Aung San Suu Kyi "(English)
http://jp.youtube.com:80/watch?v=8AiurD1ieMg&feature=channel_page

Jane Birkin chante Aung San Suu Kyi - V.O (English)
http://jp.youtube.com/watch?v=Nv3qad2jg8s

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★ジェーン・バーキン最新アルバム『冬の子供たち』発売中
TOCP-66841 2,500円 (税込)

★EMIミュージック ジェーン・バーキン公式ホームページ
http://intl.jp/jb/
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2008年12月19日金曜日

ビルマ政治囚の釈放を求める祈りの会(12/19)

在日ビルマ人のみなさんより、以下、「ビルマの政治囚の早期釈放を求める、祈りの会」の案内をいただきました。

日本のみなさまにもぜひご参加いただきたいとのことです。
直前のご連絡となりますが、ぜひ足をお運びいただければうれしく思います。

宜しくお願いいたします。

PFB事務局 宮澤


独裁ミャンマー軍事政権によって不当に拘束されている民主化活動家たちの釈放を求めるお祈り会のご案内


現在ビルマでは、民主化を求める運動へ参加したり、軍政を批判する行動・言動を行ったり、はたまたサイクロン被災者への支援活動により逮捕・拘束されている人がたくさんいます。
ビルマ政治囚支援協会(本部・タイ)によると、現在、2,150名以上もの人びとが、政治囚として不当に刑務所へ収容されています。

ビルマの民主化の進展には、まずは、政治囚の釈放が何よりも重要です。

さまざまな宗教を信仰する人びとが暮らすビルマですが、この度、在日のビル人僧侶、キリスト教、イスラム教から代表者が集い、宗教・民族を超え、アウンサンスーチー氏を含むすべての政治囚の早期無条件の釈放を願い、祈りの会を行います。

ぜひ日本のみなさまも、お越しください。


■ 日時:2008年12月21日(日)午後1時集合
(お祈り会は1時30分~2時30分頃)

■ 場所: 乗蓮寺  東京大仏
http://map.yahoo.co.jp/pllat=35.46.42.973&lon=139.38.51.913&la=1&fi=1&sc=3

■ 交通: 東武東上線 下赤塚駅から徒歩18分

■ 主催: 在日ビルマ人の民主化活動家のみなさん
■ 問合先(日本語可):080-3424-2759 、090-4221-1988
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2008年12月12日金曜日

ご報告:世界人権宣言60周年記念 自由と人権の尊重を訴え350名がパレード!


写真すべて:山本宗補(フォトジャーナリスト・PFB運営委員)
Photo: Yamamoto Munesuke(Photojournalist/Steering Committee Member of PFB) *無断転載禁止





12月10日、世界人権宣言の採択から60年を記念し、パレードを行いました。

19団体2個人にご賛同いただき、NGO関係者、日本人の支援者、そしてビルマやアフリカからの難民など約350名が人権と自由を訴え国連大学前や表参道を歩きました。

パレードのスタートに先立ち、主催者の他、ビルマ、フィリピン、韓国、イラク、パレスチナ、イラン、コンゴ、そして日本など、賛同団体や参加者の方々から各国における人権侵害の状況についてアピールがあり、皆で「人権」や「自由」の尊重を訴える必要性を改めて強く感じ、パレードをスタートしました。

参加した多くのビルマ人は、アウンサンスーチーさんの写真を掲げ「ビルマに自由を!」と軍政による人権侵害の停止と民主化の実現を求めて声を上げていました。

ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。
以下、主催者の共同声明と関連報道をご紹介いたします。


呼びかけ団体一同
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ市民フォーラム
ヒューマンライツ・ナウ
(社)アムネスティ・インターナショナル日本



▲パレード出発に先立ち、ビルマ情勢をアピールする在日ビルマ人 
(今年1年、これまで以上にビルマ国内では辛い出来事が続いた。巨大サイクロン「ナルギス」は犠牲者14万人・被災者240万人という未曾有の被害をもたらし、それでも軍政は被災者救援どころか見せ掛けの国民投票を強行した。先月には200名以上の民主化活動家・僧侶に長期禁固刑が下り、多くの仲間が、今、この瞬間も、投獄されている。アピールの声は去年より何倍も力強く感じた。 pfb事務局/アムネスティがビルマのための1clickアクションを呼びかけています。ぜひご協力ください。)

▲「フリー ビルマ!、フリー アウンサンスーチー!」


▲国連大学前でアピール






▲コンゴに平和と人権を!
(コンゴ民主共和国では今年8月から紛争が激化し、新たに25万人が避難民となった。アムネスティが緊急アクションを呼びかけている。)

【呼びかけ団体・共同声明】

12月10日 世界人権宣言60周年記念 世界人権デー マーチング@渋谷
世界中のすべての人々に“人権”と“自由”を!
--Human Rights and Freedom for All –


1948年12月10日、「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。」と謳った「世界人権宣言」が生まれました。それから60年、悲しいことに毎年12月10日の「世界人権デー」は、人権や自由が保障された世界を祝う日ではなく、地球上に頻発する人権や自由の侵害に抗議し、その根絶を願う日となっています。

たとえばビルマ(ミャンマー)では、軍事政権の支配によって、表現の自由、政治活動の自由が抑圧され、軍による強制労働や女性に対する暴力などが頻発しています。フィリピンなどのアセアン諸国においても、人権活動家が殺され、不当に拘束されています。

またイラク、アフガニスタン、パレスティナなど世界の各地において、「テロに対する戦い」の名の下、子どもを含む罪もない人々が「国家による暴力」の犠牲となり、人権を無視した逮捕・拘留・拷問・監視が多くの国々で行われています。スーダンなどアフリカ諸国では、内戦等により、多くの民間人が虐殺される事態が続いています。

言うまでもなく、私たちの周りでも人権は守られていません。先進国、とりわけ私たちの住む日本においては、仕事を失い、まともな労働条件を享受できず、貧困のなかに暮らす人々が増え続けています。世界人権宣言が保障する最低限の衣食住の権利さえ奪われている状況、これは紛れもない人権問題です。

こうした状況を、嘆き悲しむだけでは何の解決にもなりません。

まず、思いをはせてください。
今、この瞬間も人権を奪われている人々の実情を。
そして、想像してみてください。
世界中の人々が本当の自由と人権を享受し、心安らかに暮らせる世の中を。
より強い者の暴力や弾圧におびえることなく、自分の意見や主張、信仰を自由に語りあえる世の中を。
人種、民族、出自、信仰など自分とは異質のすべての人々となんの隔てもなく接する事のできる世の中を。
そして、過度の競争社会ではなく、誰でも穏やかに生活し、働き続けることのできる世の中を。

私たち一人一人がこうした世の中の到来を心から願い、そのために少しでも行動を起こすならば、いつか必ず、それは実現するでしょう。私たちはそう信じて、今日ここに集いました。

私たちは、世界各国の政府に、世界人権宣言が保障する権利を速やかに実現することを求めます。自由を抑圧し、人々を虐殺するすべての人権侵害行為の停止を求めます。

各国政府に、こうした人権侵害者を黙認せずに声をあげること、人権侵害者に対する資金提供を断ち切ること、そして自由を奪われ迫害された人々を広く難民として受け入れることを求めます。対テロ戦争の名を借りた 人権侵害をただちにやめ、被害者に補償することを求めます。

日本と世界のすべての人に衣食住、医療、労働、社会保障、十分な生活水準を保持する権利、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を実現するよう求めます。


2008年12月10日

在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ市民フォーラム
ヒューマンライツ・ナウ
(社)アムネスティ・インターナショナル日本


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【メディア報道】

▼asahi.com (2008年12月11日)
世界人権宣言60年記念でデモ行進
http://www.asahi.com/national/update/1211/TKY200812100340.html

▼読売新聞(2008年12月11日)
軍政抗議パレード 渋谷で在日ミャンマー人ら
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20081211-OYT8T00132.htm?from=navr

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【賛同団体・個人】
(現在19団体・個人2名)

日本ビルマ救援センター
牛久入管収容所問題を考える会
インドネシア民主化支援ネットワーク
アーユス仏教国際協力ネットワーク
ピースボート
日本イラク医療支援ネットワーク
ビルマ情報ネットワーク
パレスチナ子どものキャンペーン
ミグランテ・ジャパン
反差別国際運動(IMADR)
(特活)メコン・ウォッチ
(特活)アフリカ・日本協議会
(特活)フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
監獄人権センター
ASPnetwork (アスプネットワーク)
(宗教法人)見樹院
(宗教法人)寿光院
韓国徴兵制と人権侵害を考えるPANDA
渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連盟(のじれん)
湯浅 誠(反貧困ネットワーク事務局長/NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長)
谷山 博史(日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事)

2008年12月8日月曜日

日本の国会議員30名含む、アジア・太平洋地域の議員240名以上がビルマの民主化求め国連事務総長へ書簡

日本の国会議員30名を含む、240名以上の議員がビルマの民主化を求めて国連事務総長宛に書簡を送りました。以下、ご報告いたします。


ビルマ市民フォーラム
事務局 宮澤

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アジア・太平洋地域の国会議員240名以上がビルマの民主化求め国連事務総長宛て書簡を送る 
--- 日本からも国会議員30名が賛同 ---
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12月5日、アジア・太平洋地域の国会議員241名が、播其文国連事務総長あて書簡を提出しました。この書簡は、年内にすべての政治囚を解放するよう軍政に働きかけることを、事務総長に要請するもので、アセアンの国会議員によるミャンマー議連(AIPMC)が各国の議員へ呼びかけ、日本、韓国、カンボジア、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、シンガポールから計241名が賛同しました。日本の国会議員30名も賛同。国を超え、これほど多くの国会議員の賛同はおそらく史上初でしょう。

ビルマ政府は先月11月に200名以上の民主化活動家や僧侶に対し、長期の禁固刑を下しました。賛同署名を呼びかけたAIPMC議長でタイの国会議員のクライサック・チュンハワン氏は、「人びとの苦しみをこれ以上放っておくべきではない。世界は自然災害による壊滅的な被害時のみ支援するのではなく、こうした苦しみを一刻も早く止めるべく、行動するべきだ」と述べています。


2008年12月8日

日本の国会議員への呼びかけ
  ビルマ情報ネットワーク
  ビルマ市民フォーラム 

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▼『国連事務総長への書簡』・原文と賛同議員241名のリスト(英語
http://www.aseanmp.org/news/wp-content/uploads/2008/12/letter-to-un-asian-mps-namelist.pdf

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【参考】 『国連事務総長への書簡』 日本語訳

私たちアジア諸国の国会議員は、それぞれの国の市民を国政そして世界の場で代表するために選ばれました。今日、ビルマ(ミャンマー)で2,100人以上の政治囚が獄中にあるという深く懸念すべき事態について、この書簡を送ります。
 ご存知のとおり、国連安全保障理事会、国連総会、そして国連人権理事会はビルマ軍事政権に対し、直ちにすべての政治囚を釈放するよう求めています。
 軍政は国際社会の要請を露骨に無視し、政治囚の釈放を行わず、実質的対話も始めませんでした。それどころか、この1年間で政治囚の数はほぼ倍に増え、2,100人を超えています。
 それだけでなく、ビルマ軍政は政治囚の存在を政治策略に利用してきました。国連代表者の訪問中や訪問後に数人の政治囚を釈放するのです。真の国民和解をするにはすべての政治囚を釈放するべきですが、それはしません。国連の代表者がビルマを去ると必ず、新たに逮捕される者が出ます。
 事務総長が今年12月にビルマを訪問する可能性があると理解しています。是非、予定通り訪問していただきたいと思います。そして訪問の機会を利用して、2008年末までにすべての政治囚が釈放されるように事務総長が働きかけを行うことを求めます。
 すべての政治囚が釈放されることは(ビルマの政治改革の中で)大きな前進となり、国民和解プロセスの開始に向けた明確で具体的な第一歩となるでしょう。
 しかしながら、軍政が(事務総長の訪問を機に)ほんの数人の政治囚を釈放するようなことがあれば、それは見せかけで、軍政がこの数十年間、権力を保持するために使ってきた戦術と何も変わりません。
 ビルマ国民はもう何十年間も苦しんできました。私たちには、ビルマ国民が平和で持続可能な政治的解決に至るためにできる限りのことをする道徳的義務があります。このためには何の努力も惜しむべきではありません。
 すべての政治囚の釈放という具体的な結果を出すために、事務総長が直接、そして特使を通じて努力してくださることを信じています。私たちも全面的に協力する用意があります。


▼ 日本の賛同議員
(敬称略)

中川正春
糸数慶子
辻元清美
池田元久
今野東
中村哲治
ツルネンマルテイ
江田五月
菅野哲雄
照屋寛徳
阿部知子
岡崎トミ子
山田正彦
金田誠一
藤田幸久
鈴木恒夫
土肥隆一
細川律夫
西博義
羽田孜
浜四津敏子 
末松義規
郡 和子
加賀谷 健
武正 公一
松野 信夫
福島みずほ
小宮山洋子 
川田龍平
鳩山由紀夫

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▼アセアンの国会議員によるミャンマー議連 ウェブサイト
ASEAN Inter-Parliamentary Myanmar Caucus (AIPMC)
http://www.aseanmp.org/news/index.php


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★本件に関するメディア報道
▼IRRAWADDY
December 8, 2008
Asian Lawmakers Push UN Chief on Burma
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=14765

▼UPI Asia.com
December 08, 2008
U.N. must be tough on Burma's dictators
http://www.upiasia.com/Politics/2008/12/08/un_must_be_tough_on_burmas_dictators/1785/

▼Asian Tribune
December 08, 2008
Over 200 Asian Legislators urge UN Sec-Gen to travel to Myanmar,
http://www.asiantribune.com/?q=node/14598

▼MIZZIMA
December 08, 2008
Asian parliamentarians urge Ban to persuade Burmese junta
http://www.mizzima.com/news/regional/1411-asian-parliamentarians-urge-ban-to-persuade-burmese-junta.html
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【関連】

12月3日、112人の元国家元首(50か国以上)が国連事務総長に宛てた公開書簡を出し、今年末までにすべての政治囚を解放するよう、ビルマ軍政に働きかけることを求めた。(日本からは小泉元首相が署名。その他、ブレア元英首相、カーター元米大統領、ゴルバチョフ元ソ連大統領、金大中元韓国大統領、アキノ元フィリピン大統領など)。

メディア報道

▼asahi.com(2008年12月5日)
国連総長に「年内にミャンマーへ」 世界の指導者ら書簡
http://www.asahi.com/international/update/1205/TKY200812050280.html

▼時事通信(2008年12月4日)
「国連総長はミャンマー再訪を=小泉氏ら元首脳112人が書簡」
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008120400076

▼日経ネット(2008年12月3日)
「ミャンマー政治犯解放を」 世界の元リーダーが署名
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008120400076

2008年12月6日土曜日

【講演会】第14 回アジア・アフリカ研究会(12/7)山本宗補「ビルマ問題の本質を問う」ほか

PFB運営委員・山本宗補も参加いたします、講演会のお知らせです。
山本は「ビルマ問題の本質を問う」と題して、ビルマについてお話いたします。

ぜひご来場ください。

PFB事務局

公開講演のご案内
現代アジア・アフリカセンター 第14 回アジア・アフリカ研究会


■ 日時:2008年12 月7 日(日) 13:00 ~ 18:00
■ 会場:独立行政法人国際協力機構 広尾センター(JICA地球ひろば)
     セミナールーム302
東京都渋谷区広尾4-2-24 電話番号:03-3400-7717(代表)
東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(A3出口)徒歩1 分 

■ 参加費:500円
※ 事前の申し込みは必要ありませんが、JICA地球ひろばに入館される際に、1階で受付をしていただいてから、 3階の会場にお越し下さい。
※ なお、終了後、簡単な懇親会を予定していますので、お時間のある方はご参加ください。

〔プログラム〕
13:00 ~ 13:05  開会の挨拶:古沢紘造(現代アジア・アフリカセンター)
13:05 ~ 14:05  講演:吉田正紀(日本大学)
テーマ:インドネシアからの花嫁ー「インドネシア人家族の会」と
           インドネシア人女性の定住への日常的実践
14:05 ~ 14:35  討論 司会:近藤富士夫(現代アジア・アフリカセンター)
14:35 ~ 14:50  休憩
14:50 ~ 15:50  講演:山本宗補(フォトジャーナリスト)
           テーマ:ビルマ問題の本質を問う
15:50 ~ 16:20 討論 司会:小幡 壮(現代アジア・アフリカセンター) 
16:20 ~     閉会の挨拶

吉田正紀さんプロフィール
立教大学経済学部・文学研究科大学院地理学専攻終了。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン人類学部大学院博士課程修了(Ph.D). 現在、日本大学国際関係学部教授・国際関係研究所所長 著書に『民俗医療の人類学』(古今書院)、訳書に『異文化結婚』、『ジャパンーズ・ディアスポラ」(新泉社)などがある。

山本宗補さんプロフィール
アジアをおもなフィールドとするフォトジャーナリスト。1988 年からはビルマの少数民族問題、民主化闘争の取材を行う。ビルマの民主化運動を支援する日本のNGO「ビルマ市民フォーラム」の運営委員を務める。主著『また、あしたー日本列島老いの風景』アートン、2006年)、『世界の戦場からーフィリピン最底辺を生きる』(岩波書店、2003年)『ビルマの子供たち』(第三書館、2003年)、『ビルマの大いなる幻影』(社会評論社、1996年)、共著『フォトジャーナリスト13 人の眼』(集英社新書、2005 年)、『見えないアジアを歩く』(三一書房、2008年)ほか。

【連絡・問い合わせ先】 
女子栄養大学文化人類学研究室( 深堀) 
Tel&Fax:049-284-5841  メール:takamura@eiyo.ac.jp

2008年12月3日水曜日

『世界人権デー マーチング@渋谷』へ参加しよう!


*2007年12月世界人権デーマーチング(PFB撮影)


来週12月10日は世界人権デーです。

これまで、在日ビルマ(ミャンマー)人のみなさんは、この人権デーにあたり母国の人権の保障と自由を訴えて、毎年デモ行進を行ってきましたが、今年は、世界人権宣言60周年ということもあり、この記念すべき日にあたって、世界の人々の人権と自由を訴えるためのマーチングを企画しました。このマーチングは、主に在日ビルマ人の皆さんからの提案をもとにしたものです。

「ビルマでも軍政による人権侵害におり多くの市民が苦しんでいるが、世界にはビルマ同様、自由と人権を求める人たちがいる。世界人権宣言60周年記念にあたる、今年は、日本で暮らす世界各国からの友人とともに、人権・自由を求める声を大きくあげたい!」
という在日ビルマ人の思いが込められています。

ビルマのみならず、日本国内や世界中のさまざまな国で、それぞれが抱える問題に取り組む、多くのNGOにもご賛同いただいており、当日は在日のビルマ人のみならず、多くの方々にもご参加いただける予定です。


平日の昼間ですが、ぜひパレードにご参加ください。
どうぞ宜しくお願いいたします。


ビルマ市民フォーラム  
事務局 宮澤


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12月10日 世界人権宣言60周年記念 
世界人権デー マーチング@渋谷
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世界中のすべての人々に“人権”と“自由”を!
--Human Rights and Freedom for All --
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想像してみてください。
世界の人々の、かけがえのない人権の『いま』

1948年の12月10日、パリで、「すべての人は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」で始まる「世界人権宣言」が採択されました。この日を記念して、12月10日は世界人権デー( Human Rights Day) です。

あれから60年、いま、世界では、かけがえのない人権と自由がすべての人に保障されているでしょうか? 

私たちは、深刻な人権侵害が続くビルマ(ミャンマー)など、日本で暮らすアジア地域の友人たち、国内のNGOの方々とともに、アジア地域、そして世界中の人権の回復を求めるパレードを企画しました。

人権と自由の回復を求めていているのは世界の人々も同じです。世界人権デーにあたって、同じ民主主義、人権、自由を求める世界の人々と連帯し、共に声をあげたいと思います。

パレードには、民主化を求めるビルマからたくさんの方が参加されますし、ほかのアジアの国々からも、子どももふくめてたくさんの参加が予想されています。

渋谷の街を、一緒に、人権を訴えてパレードをしましょう!
ぜひみなさま、ご参加ください!


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●日時: 2008年 12月 10日 (水)

●集合場所:渋谷・宮下公園 (渋谷駅から徒歩5分)


●スケジュール
14:30 宮下公園 集合(スピーチなど)
15:30 パレードスタート
17:00 UN大学前、原宿駅を通って、宮下公園に戻り解散
(※通常徒歩90分の行進ルートです。)

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●呼びかけ団体
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ市民フォーラム
ヒューマンライツ・ナウ
(社)アムネスティ・インターナショナル日本


● 賛同団体・個人
(12月7日18時現在18団体・個人2名)
*当日12/10まで賛同受付中

日本ビルマ救援センター
牛久入管収容所問題を考える会
インドネシア民主化支援ネットワーク
アーユス仏教国際協力ネットワーク
ピースボート
日本イラク医療支援ネットワーク
ビルマ情報ネットワーク
パレスチナ子どものキャンペーン
ミグランテ・ジャパン
反差別国際運動(IMADR)
(特活)メコン・ウォッチ
(特活)アフリカ・日本協議会
(特活)フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
監獄人権センター
ASPnetwork (アスプネットワーク)
湯浅 誠(反貧困ネットワーク事務局長/NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長)
谷山 博史(日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事)
(宗教法人)見樹院
(宗教法人)寿光院
韓国徴兵制と人権侵害を考えるPANDA





●問合せ先
ビルマ市民フォーラム事務局  
TEL: 03-5312-4817 pfb@izumibashi-law.net
ヒューマンライツ・ナウ事務局 
TEL: 03-3835-2110 info@ngo-hrn.org