2009年4月4日土曜日

第56回PFB例会のご案内(4/11)

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■第56回ビルマ市民フォーラム例会のご案内
<4月11日(土) 18時~/ 東京・池袋>
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『政治囚の早期釈放を!元政治囚ボーチー氏を招いて』

<スピーカー>
ボーチー 氏 政治囚支援協会(AAPP)
デービッド・マティソン氏 ヒューマン・ライツ・ウォッチ ビルマ調査員
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 ▲ボーチー氏(政治犯として7年3ヶ月刑務所に拘束されていた)(写真:宇田有三)

ビルマ軍事政権は昨年5月、巨大サイクロンがビルマ史上最悪となる被害をもたらした直後に、一方的に起案した新憲法の是非を問う国民投票を強行しました。軍政はこの新憲法に基づく総選挙の実施を2010年に計画しています。

選挙を前に、軍政はさらに民主化を求める勢力への封じ込めを強めており、政治囚の数はこれまでで最高の2,100名にも上っています。

民主化の進展には、まず第一に、一刻も早く全ての政治囚を釈放し、民主化勢力と少数民族との対話が必要だとして、現在、世界24カ国で政治囚の釈放を求める署名キャンペーンが行われています。

次回、PFB例会では、この署名キャンペーンの中心団体である「ビルマ政治囚支援協会(AAPP、本部タイ)」から、自身も7年3ヶ月政治囚として刑務所で過ごした元政治囚 ボーチー氏を招き、ビルマ国内の実情と政治囚の状況についてお話いただき、私たち日本の市民や政府の役割について共に考えてみたいと思います。

また、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチより、ビルマ調査員のデービット・マティソン氏もお招きし、最新のビルマ情勢について、ご報告いただきます。

ぜひご参加ください。

ゲストの元政治囚ボーチーさんについては、以下、「ビルマ情報ネットワーク」のウェブサイトにも掲載されています。ぜひご一読ください。
檻のない刑務所~ある元政治囚の「日常」
http://www.burmainfo.org/prison/withoutbars_jp.html
ビルマの拷問―元政治囚が語るその実態
月刊イラワディ (第8巻第3号、2000年3月)
http://www.burmainfo.org/irrawaddy/200003_jp.html

ボーチーさんとデイビットさんにPFB例会でお話いただくのは今回が初めてです。貴重な機会かと思います。ぜひお誘い合わせの上、お越しください。

また、現在、世界24カ国でビルマの政治囚の釈放を求める署名キャンペーンも実施されていますので、同キャンペーンにご賛同いただいている日本の団体にも、後援としてご協力いただきながら、会場でも署名を集める予定です。


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◆日時=2009年4月11日(土)午後6時~午後8時30分
   *午後5時45分開場

◆会場= 池袋・ECOとしま(豊島区立生活産業プラザ)
        8階 多目的ホール
*所在: 豊島区東池袋1-20-15、Tel 03-5992-7011
*交通: 池袋駅東口徒歩5分
地図:http://www.city.toshima.lg.jp/shisetsu/shisetsu_community/005133.html
      
◆資料代= 200円(会員)・500円(非会員)

◆定  員= 80名 (事前申込み不要/先着順)


◆主催:ビルマ市民フォーラム 

◆後援:ヒューマン・ライツ・ウォッチ 
     ビルマ情報ネットワーク 
     ヒューマンライツ・ナウ 
     (社)アムネスティ・インターナショナル日本 

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【スピーカー プロフィール】

●ボーチー (Bo Kyi)
政治囚支援協会(AAPP)を創設(本部タイ)。ビルマ(ミャンマー)で、政治的意見や活動ゆえに囚われている人びとの釈放に尽力してきた。ボーチー氏自身も、政治犯として7年3ヶ月、刑務所に拘束されていた。身の危険を冒しながらも、20年にわたり、自らの体験をもとに、ビルマで苦しむ多数の政治囚の実情を世に知らせるとともに、ビルマ軍事政権がひた隠す残虐行為の真実を世界に知らせ続けてきた。
2008年、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、弾圧にもくじけないボーチー氏の勇気、そして、声をあげられない多くの人々にかわって声をあげてきた英雄的な努力を讃え「人権賞(Human Rights Defender Award)」を送った。

●デービッド・マティソン(David Mathieson)
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(本部 ニューヨーク) のビルマ調査員。
フリンダース大学、オーストラリア国立大学、Alternative ASEAN Network on Burma(ALTSEAN)でのビルマ調査員を経て、2006年から現職。主な研究分野は、ビルマの現代政治学、経済的・社会的・地理的観点におけるビルマ内戦、人間の安全保障と麻薬取引など。

Asia Times Online, The New Statesman, The Nation, 毎日新聞(「ビルマを巡る危険な楽観主義」、2007年)等に取り上げられたマティソン氏の記事・論説は多数にのぼる。

2000年にフリンダース大学修士課程修了(政治学)。2009年にオーストラリア国立大学博士課程修了予定(政治学・国際関係論)。


◆ビルマ政治囚支援協会
http://www.aappb.org/
ビルマの政治囚や彼らの家族への支援を目的に設立された。政治囚へ食料や物品を届けるほか、国際社会と協力してビルマの政治囚の早期釈放を訴える活動を行っている。

◆ヒューマン・ライツ・ウォッチ
http://www.hrw.org/

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★PFBでは、日本人と在日ビルマ人を対象に、時々のビルマ情勢や在日ビルマ難民の抱える問題などをテーマに、隔月で例会を実施しております。会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます。初めての方でもぜひお気軽にご参加ください。
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