2009年11月16日月曜日

★第58回PFB例会 ドキュメンタリー映画『HOME』上映、リム・デズリ監督を招いて/在日ビルマ難民 最新報告 

【転送・転載大歓迎】
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 第58回 ビルマ市民フォーラム例会のご案内━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次回PFB例会では、マレーシアのビルマ難民が受けた人権侵害の証言を記録したドキュメンタリー映画『HOME』を上映を上映します。

上映後には リム・デズリ監督をお招きし、映画制作に至った経緯や動機をたっぷりとお話いただきます。

例会の後半では、今年10月、この映画『HOME』で描かれている在マレーシアのビルマ難民のもとを実際に訪れた全国難民弁護団連絡会議事務局の杉本さんより現地の最新状況をご報告いただきます。

また、最後に在日ビルマ人難民申請弁護団・弁護士渡辺彰悟より、日本のビルマ難民の最新情勢についてご報告いただきます。

会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます。初めての方でもぜひお気軽にご参加ください。


ビルマ市民フォーラム 事務局

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◆プログラム
 
(1) マレーシアのビルマ難民が受けた人権侵害の記録
   ・・・ ドキュメンタリー映画 『HOME』 上映
   ・・・ リム・デズリ監督 のお話

(2)マレーシアで暮らすビルマ難民の今
   ・・・・杉本 大輔 (全国難民弁護団連絡会議・事務局)

(3)在日ビルマ難民について 最新情勢の報告
   ・・・・弁護士 渡辺彰悟 (在日ビルマ人難民申請弁護団・事務局長)
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◆日時=2009年11月28日(土) 午後6時~午後8時30分
   *午後5時45分開場

◆会場= 池袋・ECOとしま(豊島区立生活産業プラザ)
        8階 多目的ホール
*所在: 豊島区東池袋1-20-15、Tel 03-5992-7011
*交通: 池袋駅東口徒歩5分 地図
      
◆資料代= 200円(会員)・500円(非会員)

◆定  員= 80名 (事前申込み不要/先着順)

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*参加者に在日のビルマ人のみなさんもいらっしゃいますので、ビルマ語の逐次通訳が入ります。ご了承ください。

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★ ドキュメンタリー『HOME』 ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

軍事政権が支配するビルマから、ジャングルを越え必死の思いで脱出した難民たちが、ようやくたどり着いたマレーシアでさらに逮捕・監禁・暴力・人身売買の被害にあっている。――この現実に衝撃を受けたリム・デズリ監督が、ビルマ難民や彼らを支援するマレーシアの人権活動家と協力して撮影したドキュメンタリー映画『HOME』がついに完成した。

★★★★★★★
★★★
★★


急速な経済発展を遂げてきたマレーシア。その繁栄には、数十万人にのぼる外国人労働者の力が欠かせなかった。その中には数多くのビルマ難民も含まれている。毎年、数千人のビルマ難民が軍事政権の迫害を受け、ジャングルや山を越えて、隣国のタイやマレーシアに逃れている。しかし、ようやくマレーシアにたどりついても、そこに安全や希望はない。彼らを待っているのは、汚職まみれの警察による逮捕・監禁・暴力・人身売買だ。多くの危険に晒されても、ビルマ難民たちは生きのびるためにマレーシアにやってくる。マレーシア政府は国連の難民条約に加入しておらず、国連や国際人権団体の訴えにもかかわらず、難民の待遇に改善は見られていない。

『HOME』は、これまで数多くの映像作品を手がけてきたリム・デズリ監督が、生まれ故郷のマレーシアで起きている人権侵害に衝撃を受け、難民たちやその支援に携わる人権活動家とともに作り上げた、ドキュメンタリー作品だ。

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★リム・デズリ監督(Desiree LIM) プロフィール
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マレーシア生まれ中国系2世、上智大学新聞学科卒、元テレビ朝日社員。日本在住14年目。英語、日本語の他に、北京語、広東語、マレー語を操る。テレビ映画・ドラマの脚本・監督のほか、テレビ番組のディレクターを務める。自主制作の短編や商業作の長編作品は世界過各国の映画祭で上映される。

公式サイト:www.desireelim.com

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■Project HOME について
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マレーシア人として、ビルマ難民に対する人権侵害がマレーシアで横行していることを傍観できないと感じて立ち上がった2人がこのプロジェクトを始めました。リム・デズリは、マレーシア生まれで東京在住の映像作家。メリー・チュアは、マレーシアを拠点に活動している人権活動家です。

難民たちが受けている差別・迫害を映像作品として記録し、世界の人々に関心と行動を呼びかけるために、ドキュメンタリー版と「HOME」ドラマ版、2つの「HOME」が今年3月に撮影されました。

「HOME」ドキュメンタリー版では、マレーシアのビルマ難民たちが、自分たちが受けている人権侵害の実態を証言しています。一方、「HOME」ドラマ版は、ある一人のビルマ難民女性が、自分の「HOME」を探し求める物語です。ビルマ難民とマレーシア人のボランティアが協力して撮影されました。
予告編はこちらから見ることができます。
ドキュメンタリー版
 ●ドラマ版


映画の上映とあわせて、マレーシア政府に対し、難民に対する人権侵害に抗議し、国際人権条約にしたがって難民を保護するように求める署名運動を行っています。下記のリンクから簡単に署名をすることができますので、どうぞご協力ください。
http://www.petitiononline.com/9002emoh/petition.html


プロジェクト・ホームに関するさらに詳細はこちらから。


お問合せは desireelimfilms@gmail.com

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★PFBでは、日本人と在日ビルマ人を対象に、時々のビルマ情勢や在日ビルマ難民の抱える問題などをテーマに、隔月で例会を実施しております。会員・非会員を問わず、どなたでもご参加いただけます。初めての方でもぜひお気軽にご参加ください。

*参加者に在日のビルマ人のみなさんもいらっしゃいますので、ビルマ語の逐次通訳が入ります。ご了承ください。

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