在日ビルマ人民主化活動家のみなさんより、ビルマ人権の日にあたって開催する講演会のお知らせをいただきました。当フォーラムからは、事務局長の渡辺彰悟が「ミャンマー軍事政権の人権侵害によって増え続けている避難民と難民の状況」をテーマにお話する予定です。
事前申込み不要、どなたでも参加できるそうです。ぜひご参加ください。
(本件に関するお問合せは、ビルマ日本事務所(電話03-5296-3010)までお願いいたします。)
ビルマ市民フォーラム
事務局 宮澤
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ビルマ人権デー講演会開催のお知らせ
2010年3月9日
3月13日は、ビルマ人権デーです。22年前のこの日、ビルマ国内において、ヤンゴン工科大学の学生一人が、治安部隊によって殺害されました。その事件が発端となり、反政府、反体制運動が、ビルマ全土に拡大し、1988年8月8日のゼネストにつながりました。以来、3月13日は、ビルマ人にとって、民主化運動を象徴する日となっています。
今回、私たちは、いまなお、ビルマ政府によって行われている言論弾圧や強制労働など国民に対する人権侵害について、日本の方に理解してもらおうと、講演会を企画しました。当日は、ビルマ国内の問題にさまざまな協力を続けてくださっている日本の団体やビルマ人から、それぞれの活動報告や今後の取り組みについての提案などをしていただく予定です。
これらの内容をもとに、ビルマの人権状況の改善に向けての活動のあり方など、日本人、ビルマ人が話し合い、一緒に考える機会にできれば、と考えています。大勢の方のご参加をお待ちしています。
●日時:3月14日(日曜日)午後1時半~3時半
●場所:総評会館 3階
日本労働組合総連合会(連合)
東京都千代田区神田駿河台3丁目2-11
アクセス:
● 地下鉄
丸ノ内線/新宿線をご利用の方は地下道を通り、千代田線方面へ
東京メトロ 千代田線 新御茶ノ水駅 B3出口 (徒歩0分)
東京メトロ 丸ノ内線 淡路町駅 B3出口 ※ (B3出口まで徒歩5分)
都営地下鉄 新宿線 小川町駅 B3出口 ※ (B3出口まで徒歩3分)
※B3a出口は、違う方向へ出ますのでご注意ください。
● JR
JR中央線・総武線 御茶ノ水駅 聖橋口 (徒歩5分)
●参加:申込不要 無料
●主催:在日ビルマ人民主化活動家有志
●共催:日本労働組合総連合会(連合)
●問い合わせ:ビルマ日本事務所(電話03-5296-3010)
【ビルマ人権デー講演会プログラム】
①午後1時30分 主催者挨拶
②同1時35分~50分
土井 香苗(ヒューマン・ライツ・ウォッチ 東京ディレクター/弁護士)
「ミャンマー軍事政権の人権問題と国際刑事裁判所への提訴の可能性」
③同1時50分~2時05分
熊澤 新((社)アムネスティ・インターナショナル日本、 ビルマ・チーム/行政書士)
「 世界人権宣言を守っていないミャンマー 軍事政権の人権問題 」
④同2時05分~20分
矢花 公平 ( ヒューマンライツ・ナウ/弁護士 )
「ミャンマー軍事政権によって不公正な裁判制度で弾圧されている民主化勢力と国民の状況」
⑤同2時20分~40分
SAI SI WAN(在日ビルマ連邦少数民族協議会(AUN)、議長 )
(日本語通訳付き)
「 軍事政権によって人権侵害されている少数民族の状況 」
⑥同2時40分~55分
渡辺 彰悟 ( ビルマ市民フォーラム、事務局長/弁護士 )
「ミャンマー軍事政権の人権侵害によって増え続けている避難民と難民の状況」
⑦同2時55分~3時10分
DR. AYE CHAN(神田外語大学国際言語文化学科、教授)
「人権を守っている民主化活動家と現在ビルマの政治情勢」
⑧同3時10分~30分
U KYAW KYAW SOE(ビルマ民主化同盟、議長)(日本語通訳付き)
「2008年新憲法で実施する2010年総選挙後の国民の人権状況」
⑨アピール採択
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