“Please use your liberty to promote ours.” - Daw Aung San Suu Kyi 「あなたの自由を、私たちの自由獲得の闘いのために行使してください。」 ― アウンサンスーチー
2009年12月11日金曜日
★ご報告:世界人権デー たくさんの方のご参加ありがとうございました!
「世界人権の日」にあたる10日、日本に住む難民や市民団体など約300人が渋谷の国連大学前に集い、「世界中のすべての人々に“人権”と“自由”を!」と訴えました。
PFB、在日ビルマ人、(社)アムネスティ・インターナショナル日本、(特活)ヒューマン・ライツ・ナウが呼びかけたこの集いには、人権状況が深刻なイラク、エチオピア、コンゴ、スーダン、チベット、フィリピンから、そしてクルド人、ビルマ人のみなさんなど日本に住む難民や支援団体の日本の方々などたくさんの方が参加してくださいました。参加団体の方々から、各国の人権状況をお話いただき、共に人権侵害の犠牲となった世界の人々へ黙祷を捧げ、人権尊重・平和への祈りを込めて放鳥しました。
PFB事務局
2009年12月10日木曜日
★プレスリリース:世界の国会議員440人以上が国連安全保障理事会に書簡
本日、ビルマ市民フォーラムはビルマ情報ネットワークと米国ビルマキャンペーンと共に以下のプレスリリースを発表しました。
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【プレスリリース】
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世界の国会議員440人以上が国連安全保障理事会に書簡 ビルマ紛争地域での人道に対する罪についての事実調査などを要請
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2009年12月10日配信
ビルマ情報ネットワーク、ビルマ市民フォーラム、米国ビルマ・キャンペーン
2009年12月10日午後2時解禁(日本時間)
本日、世界各国の議員442人が、ビルマ(ミャンマー)で同国の軍事政権が犯している人道に対する罪とその他の戦争犯罪について調査するための調査委員会を設置し、ビルマ軍政に対する国際的な武器禁輸措置を取るよう国連安全保障理事会に呼びかけた。日米の市民団体「ビルマ情報ネットワーク」、「ビルマ市民フォーラム」と「米国ビルマ・キャンペーン」は、このような呼びかけが行われたことを歓迎する。
世界人権宣言61周年に際し、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカの29か国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、インド、韓国、ブラジル、インドネシア、モルディヴ、カンボジア、オーストラリアほか)から442人の国会議員が国連安全保障理事会理事国に書簡を送った。この書簡は、与党民主党の今野東議員と犬塚直史議員が呼びかけ、世界各国の議員に賛同を求めたものである。各国政府の対ビルマ政策はさまざまだが、書簡に賛同した議員は全員、ビルマの人権状況を深く憂慮している。そして、議員らは、国連安全保障理事会に対し、ルワンダやダルフールでの人権侵害に対する措置と同様の措置をとることを求めている。
議員らは、特に、ビルマで同国の軍事政権が犯している人道に対する罪とその他の戦争犯罪について調査するための調査委員会を設置し、ビルマ軍政に対する国際的な武器禁輸措置を取るための決議を採択するよう、国連安保理に対して求めている。今野東議員は、「国連安保理はもっと早い段階で、上記のような行動を取るべきだった。既に数十年もの間、ビルマの軍事政権は自国民に対して残虐な攻撃を行ってきた」と述べている。
ビルマ軍政は、少数民族に対して軍事攻撃を行い、ビルマ東部では1996年以来、3,500以上の村や集落を破壊した。ハーバード・ロースクール国際人権講座の最近の報告によれば、軍政がビルマ東部で人道に対する罪を犯してきたことを示す確固たる証拠がこの十数年の間に見つかっている。
ジョセフ・ピッツ米下院議員は、「この書簡は、世界の目がビルマに向けられていること、そして軍政による人権侵害が続いていることに注目するよう我々が呼びかけていることを示すものである。村の破壊や民族浄化は終わらせなければならない。私は、世界中で自由な選挙で選ばれたこれほど多くの議員たちとともに、ビルマ軍政に対し、国民の権利を尊重し、愚かな暴力行為を停止するよう呼びかけることを光栄に思う」と述べた。
2009年には、米国、カナダ、イギリスの議員たちも既に同様の要請を行っている。米国下院議員55名は6月15日にオバマ大統領に書簡を送り、ビルマでの人道に対する罪を調査する委員会の設置を国連安保理に促すよう求めている。また10月9日には、カナダの議員82名がハーパー首相と潘基文国連事務総長に対して同様の要求を行った。11月26日には、イギリス議会で、ビルマ軍事政権の人道に対する罪を調査する調査委員会の設置を国連に求めるよう政府に呼びかける早朝動議が提出され、現時点で92人の議員が署名している。
▼ビルマ情報ネットワーク ウェブサイトより
★国会議員442人から国連安保理への書簡(日本語訳)
★ビルマ東部の情勢不安定化(TBBCプレスリリース、2009年10月29日)
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【プレスリリース】
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世界の国会議員440人以上が国連安全保障理事会に書簡 ビルマ紛争地域での人道に対する罪についての事実調査などを要請
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2009年12月10日配信
ビルマ情報ネットワーク、ビルマ市民フォーラム、米国ビルマ・キャンペーン
2009年12月10日午後2時解禁(日本時間)
本日、世界各国の議員442人が、ビルマ(ミャンマー)で同国の軍事政権が犯している人道に対する罪とその他の戦争犯罪について調査するための調査委員会を設置し、ビルマ軍政に対する国際的な武器禁輸措置を取るよう国連安全保障理事会に呼びかけた。日米の市民団体「ビルマ情報ネットワーク」、「ビルマ市民フォーラム」と「米国ビルマ・キャンペーン」は、このような呼びかけが行われたことを歓迎する。
世界人権宣言61周年に際し、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカの29か国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、インド、韓国、ブラジル、インドネシア、モルディヴ、カンボジア、オーストラリアほか)から442人の国会議員が国連安全保障理事会理事国に書簡を送った。この書簡は、与党民主党の今野東議員と犬塚直史議員が呼びかけ、世界各国の議員に賛同を求めたものである。各国政府の対ビルマ政策はさまざまだが、書簡に賛同した議員は全員、ビルマの人権状況を深く憂慮している。そして、議員らは、国連安全保障理事会に対し、ルワンダやダルフールでの人権侵害に対する措置と同様の措置をとることを求めている。
議員らは、特に、ビルマで同国の軍事政権が犯している人道に対する罪とその他の戦争犯罪について調査するための調査委員会を設置し、ビルマ軍政に対する国際的な武器禁輸措置を取るための決議を採択するよう、国連安保理に対して求めている。今野東議員は、「国連安保理はもっと早い段階で、上記のような行動を取るべきだった。既に数十年もの間、ビルマの軍事政権は自国民に対して残虐な攻撃を行ってきた」と述べている。
ビルマ軍政は、少数民族に対して軍事攻撃を行い、ビルマ東部では1996年以来、3,500以上の村や集落を破壊した。ハーバード・ロースクール国際人権講座の最近の報告によれば、軍政がビルマ東部で人道に対する罪を犯してきたことを示す確固たる証拠がこの十数年の間に見つかっている。
ジョセフ・ピッツ米下院議員は、「この書簡は、世界の目がビルマに向けられていること、そして軍政による人権侵害が続いていることに注目するよう我々が呼びかけていることを示すものである。村の破壊や民族浄化は終わらせなければならない。私は、世界中で自由な選挙で選ばれたこれほど多くの議員たちとともに、ビルマ軍政に対し、国民の権利を尊重し、愚かな暴力行為を停止するよう呼びかけることを光栄に思う」と述べた。
2009年には、米国、カナダ、イギリスの議員たちも既に同様の要請を行っている。米国下院議員55名は6月15日にオバマ大統領に書簡を送り、ビルマでの人道に対する罪を調査する委員会の設置を国連安保理に促すよう求めている。また10月9日には、カナダの議員82名がハーパー首相と潘基文国連事務総長に対して同様の要求を行った。11月26日には、イギリス議会で、ビルマ軍事政権の人道に対する罪を調査する調査委員会の設置を国連に求めるよう政府に呼びかける早朝動議が提出され、現時点で92人の議員が署名している。
▼ビルマ情報ネットワーク ウェブサイトより
★国会議員442人から国連安保理への書簡(日本語訳)
★ビルマ東部の情勢不安定化(TBBCプレスリリース、2009年10月29日)
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2009年12月8日火曜日
★12月10日は「世界人権デー」!アクションにご参加ください!
(c)Ko Ko Nge
12月10日は「世界人権デー」です。
これまで、在日ビルマ(ミャンマー)人のみなさんは、この人権デーにあたり母国の人権の保障と自由を訴えて、毎年デモ行進を行ってきましたが、今年も、この記念すべき日にあたって、世界の人々の人権と自由を訴えるためのアピール行動を企画しました。
「ビルマでは軍政による人権侵害で多くの市民が苦しんでいるが、世界にはビルマ同様、自由と人権を求める人たちがいる。世界人権デーにあたる12月10日、日本で暮らす世界各国からの友人らとともに、人権・自由を求める声を大きくあげたい!」という在日ビルマ人の思いが込められています。
ビルマのみならず、日本国内や世界中のさまざまな国で、それぞれが抱える問題に取り組む、多くのNGOも参加の予定であり、もちろん在日ビルマ人のみならず、外国籍の方々も集まってくれる予定です。
当日は、午後3時より人権侵害の犠牲となった世界の人々の冥福を祈った後、呼びかけ団体、参加団体の方々からスピーチを頂きます。また、平和、人権尊重への祈りをこめて大空への放鳥を予定しています。
平日の昼間ではありますが、ご都合のつく方はぜひご参加ください。
*昨年の人権デーの様子はこちらからご覧いただけます。
PFB事務局 宮澤
転送・転載歓迎
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『世界人権デー』アクション参加のお願い 12/10(木)15時~
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世界中のすべての人々に“人権”と“自由”を!
--Human Rights and Freedom for All --━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
想像してみてください。
世界の人々の、かけがえのない人権の『いま』
1948年の12月10日、パリで、「すべての人は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」で始まる「世界人権宣言」が採択されました。この日を記念して、12月10日は世界人権デー( Human Rights Day) です。
しかし、今、世界では、かけがえのない人権と自由がすべての人に保障されているでしょうか?
私たちはこの世界人権デーにあたり、深刻な人権侵害が続くビルマ(ミャンマー)など日本で暮らすアジア地域の友人たち、国内のNGOの方々とともに、アジア地域、そして世界中の人権の回復を求めるアピールを行いたいと思います。
人権と自由の回復を求めていているのは世界の人々も同じです。世界人権デーにあたって、同じ民主主義、人権、自由を求める世界の人々と連帯し、共に声をあげたいと思います。
ぜひみなさま、ご参加ください!
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●日時:2009年12月10日 (木)15時~17時
●場所:国連大学前
所在地:東京都渋谷区神宮前5-53-70
地図: http://www.unu.edu/hq/Japanese/access/index.html
●当日の流れ(予定)
15:00~ *人権侵害の犠牲となった世界の人びとへの黙祷
15:05~ *ビルマ僧によるお祈り
15:25~ *人権尊重、平和への祈りをこめて放鳥(予定)
15:30~ *呼びかけ団体からのスピーチ、参加団体からのスピーチ など
●呼びかけ団体
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ市民フォーラム
(特活)ヒューマンライツ・ナウ
(社)アムネスティ・インターナショナル日本
●問合せ先:在日ビルマ人共同実行委員会(JAC)
090-4964-9718(日本語可)
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2009年12月3日木曜日
★【署名活動へのご協力お願い】在マレーシアのビルマ難民への人権侵害に NO!!
みなさま、
在マレーシアのビルマ難民への人権侵害を描いたドキュメンタリー映画『HOME』の完成とあわせ、現在マレーシア政府に対し、難民に対する人権侵害に抗議し、国際人権条約にしたがって難民を保護するように求める署名運動が行われています。
わたしたちビルマ市民フォーラムもこの署名(抗議書)に賛同しています。
みなさまのご理解と署名活動へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。お知り合いの方々にもどんどん広めていただければ幸いです。
事務局 宮澤
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★ 在マレーシアのビルマ難民への人権侵害に NO!!
★
★ 署名活動へのご協力お願い★
★ --- プロジェクト・ホーム---
★
★"Stop Arrest, Detention, and Deportation of Burmese Refugees
★ and Asylum-Seekers In Malaysia"
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
軍事政権が支配するビルマから、ジャングルを越え必死の思いで脱出した難民たちが、ようやくたどり着いたマレーシアでさらに逮捕・監禁・暴力・人身売買の被害にあっている。
――この現実に衝撃を受けたリム・デズリ監督が、ビルマ難民や彼らを支援するマレーシアの人権活動家と協力して撮影したドキュメンタリー映画『HOME』がついに完成した。
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■Project HOME について
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マレーシア人として、ビルマ難民に対する人権侵害がマレーシアで横行していることを傍観できないと感じて立ち上がった2人がこのプロジェクトを始めました。リム・デズリは、マレーシア生まれで東京在住の映像作家。メリー・チュアは、マレーシアを拠点に活動している人権活動家です。
難民たちが受けている差別・迫害を映像作品として記録し、世界の人々に関心と行動を呼びかけるために、ドキュメンタリー版と「HOME」ドラマ版、2つの「HOME」が今年3月に撮影されました。
「HOME」ドキュメンタリー版では、マレーシアのビルマ難民たちが、自分たちが受けている人権侵害の実態を証言しています。一方、「HOME」ドラマ版は、ある一人のビルマ難民女性が、自分の「HOME」を探し求める物語です。ビルマ難民とマレーシア人のボランティアが協力して撮影されました。予告編はこちらから見ることができます。
*ドキュメンタリー版
*ドラマ版
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■署名へのご協力をお願いします!
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映画の上映とあわせて、マレーシア政府に対し、難民に対する人権侵害に抗議し、国際人権条約にしたがって難民を保護するように求める署名運動を行っています。下記のリンクから簡単に署名をすることができますので、どうぞご協力ください。
<オンライン署名サイト>
▼日本語
http://www.projecthomemalaysia.com/
▼英語
http://www.petitiononline.com/9002emoh/petition.html
▼プロジェクト・ホームに関するさらに詳細はこちらから。
お問合せは desireelimfilms@gmail.com
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■ ドキュメンタリー『HOME』
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急速な経済発展を遂げてきたマレーシア。その繁栄には、数十万人にのぼる外国人労働者の力が欠かせなかった。その中には数多くのビルマ難民も含まれている。毎年、数千人のビルマ難民が軍事政権の迫害を受け、ジャングルや山を越えて、隣国のタイやマレーシアに逃れている。しかし、ようやくマレーシアにたどりついても、そこに安全や希望はない。彼らを待っているのは、汚職まみれの警察による逮捕・監禁・暴力・人身売買だ。多くの危険に晒されても、ビルマ難民たちは生きのびるためにマレーシアにやってくる。マレーシア政府は国連の難民条約に加入しておらず、国連や国際人権団体の訴えにもかかわらず、難民の待遇に改善は見られていない。
『HOME』は、これまで数多くの映像作品を手がけてきたリム・デズリ監督が、生まれ故郷のマレーシアで起きている人権侵害に衝撃を受け、難民たちやその支援に携わる人権活動家とともに作り上げた、ドキュメンタリー作品だ。
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■リム・デズリ監督(Desiree LIM) プロフィール
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マレーシア生まれ中国系2世、上智大学新聞学科卒、元テレビ朝日社員。日本在住14年目。英語、日本語の他に、北京語、広東語、マレー語を操る。テレビ映画・ドラマの脚本・監督のほか、テレビ番組のディレクターを務める。自主制作の短編や商業作の長編作品は世界過各国の映画祭で上映される。
公式サイト: www.desireelim.com
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在マレーシアのビルマ難民への人権侵害を描いたドキュメンタリー映画『HOME』の完成とあわせ、現在マレーシア政府に対し、難民に対する人権侵害に抗議し、国際人権条約にしたがって難民を保護するように求める署名運動が行われています。
わたしたちビルマ市民フォーラムもこの署名(抗議書)に賛同しています。
みなさまのご理解と署名活動へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。お知り合いの方々にもどんどん広めていただければ幸いです。
事務局 宮澤
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★ 在マレーシアのビルマ難民への人権侵害に NO!!
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★ 署名活動へのご協力お願い★
★ --- プロジェクト・ホーム---
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★"Stop Arrest, Detention, and Deportation of Burmese Refugees
★ and Asylum-Seekers In Malaysia"
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軍事政権が支配するビルマから、ジャングルを越え必死の思いで脱出した難民たちが、ようやくたどり着いたマレーシアでさらに逮捕・監禁・暴力・人身売買の被害にあっている。
――この現実に衝撃を受けたリム・デズリ監督が、ビルマ難民や彼らを支援するマレーシアの人権活動家と協力して撮影したドキュメンタリー映画『HOME』がついに完成した。
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■Project HOME について
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マレーシア人として、ビルマ難民に対する人権侵害がマレーシアで横行していることを傍観できないと感じて立ち上がった2人がこのプロジェクトを始めました。リム・デズリは、マレーシア生まれで東京在住の映像作家。メリー・チュアは、マレーシアを拠点に活動している人権活動家です。
難民たちが受けている差別・迫害を映像作品として記録し、世界の人々に関心と行動を呼びかけるために、ドキュメンタリー版と「HOME」ドラマ版、2つの「HOME」が今年3月に撮影されました。
「HOME」ドキュメンタリー版では、マレーシアのビルマ難民たちが、自分たちが受けている人権侵害の実態を証言しています。一方、「HOME」ドラマ版は、ある一人のビルマ難民女性が、自分の「HOME」を探し求める物語です。ビルマ難民とマレーシア人のボランティアが協力して撮影されました。予告編はこちらから見ることができます。
*ドキュメンタリー版
*ドラマ版
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■署名へのご協力をお願いします!
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映画の上映とあわせて、マレーシア政府に対し、難民に対する人権侵害に抗議し、国際人権条約にしたがって難民を保護するように求める署名運動を行っています。下記のリンクから簡単に署名をすることができますので、どうぞご協力ください。
<オンライン署名サイト>
▼日本語
http://www.projecthomemalaysia.com/
▼英語
http://www.petitiononline.com/9002emoh/petition.html
▼プロジェクト・ホームに関するさらに詳細はこちらから。
お問合せは desireelimfilms@gmail.com
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■ ドキュメンタリー『HOME』
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急速な経済発展を遂げてきたマレーシア。その繁栄には、数十万人にのぼる外国人労働者の力が欠かせなかった。その中には数多くのビルマ難民も含まれている。毎年、数千人のビルマ難民が軍事政権の迫害を受け、ジャングルや山を越えて、隣国のタイやマレーシアに逃れている。しかし、ようやくマレーシアにたどりついても、そこに安全や希望はない。彼らを待っているのは、汚職まみれの警察による逮捕・監禁・暴力・人身売買だ。多くの危険に晒されても、ビルマ難民たちは生きのびるためにマレーシアにやってくる。マレーシア政府は国連の難民条約に加入しておらず、国連や国際人権団体の訴えにもかかわらず、難民の待遇に改善は見られていない。
『HOME』は、これまで数多くの映像作品を手がけてきたリム・デズリ監督が、生まれ故郷のマレーシアで起きている人権侵害に衝撃を受け、難民たちやその支援に携わる人権活動家とともに作り上げた、ドキュメンタリー作品だ。
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■リム・デズリ監督(Desiree LIM) プロフィール
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マレーシア生まれ中国系2世、上智大学新聞学科卒、元テレビ朝日社員。日本在住14年目。英語、日本語の他に、北京語、広東語、マレー語を操る。テレビ映画・ドラマの脚本・監督のほか、テレビ番組のディレクターを務める。自主制作の短編や商業作の長編作品は世界過各国の映画祭で上映される。
公式サイト: www.desireelim.com
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