昨秋、燃料費の大幅値上げをきっかけに数十万の僧侶や市民が立ち上がった民主化蜂起から、早1年が経過します。多くの僧侶や市民が平和的な手段で声をあげたにも関わらず、軍政は武力でもってそれを押さえ込み、多くの死傷者がでました。
その中でも、日本人ジャーナリスト長井健司さんの殺害は、在日のビルマ人のみなさんにも大きな悲しみをもってうけとめられました。
長井さん殺害の真相が全く明らかにされておらず、遺品も返還されていない状況をうけ、在日ビルマ人のみなさんが、今日から1ヶ月の署名キャンペーンを開始いたします。
第一次〆切は、9月24日(水)です。
署名は外務大臣へ提出し、日本政府として長井さん殺害の真相究明と全遺品返還を実現するよう要請する予定です。
★メールでも受け付けております。お名前、ご住所をご明記の上、PFB事務局(pfb@izumibashi-law.net)へ送りください。
みなさまのご協力を、どうぞ宜しくお願いいたします。
PFB事務局
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【長井健司さん殺害の真相究明を求める署名キャンペーン 活動場所】
9月17日(水) 15時~17時 JR池袋駅 西武東口 付近
9月18日(木) 14時~15時 JR品川駅 高輪口
9月19日(金) 15時~17時 JR新宿駅 (場所詳細未定)
9月20日(土) 15時~17時 JR渋谷駅 ハチ公出口・センター街
9月21日(日)以降、 場所未定
*場所未定の部分は、詳細が決まり次第PFBホームページに掲載
いたします。
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▼転送・転載歓迎
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【署名にご協力をお願いします!】
日本人ジャーナリスト長井健司さん殺害の真相究明を求める署名
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ビルマ(ミャンマー)の最大都市ヤンゴンで軍事政権に抗議する僧侶や民衆によるデモを取材していた日本人ジャーナリスト、長井健司さん(50)が無惨にも射殺されたのは2007年9月27日のことでした。まもなく1年が経過します。
日本の警視庁組織犯罪対策課は鑑識の結果、長井さんが1メートル以内の至近距離から兵士に撃たれたものであると発表しました。
長井さんは私たちの母国ビルマで平和的に行われていたデモの様子を世界に知らせようと取材していたのです。軍事政権はなんの警告もなく、兵士に殺害を前提とした発砲を命じました。明らかに意図した殺戮です。
国際社会の一員として、私たちは母国で行なわれたこの残虐な行為を許すことはできません。
一年が経とうというのに、長井さんが亡くなるまで手から離さなかったビデオカメラとテープは未だに返却されていません。 私たち在日ビルマ人は、母国治安部隊による国民への弾圧を糾弾し、長井さんの殺害について強く抗議します。また、長井さんの殺害の真相を明らかにするとともに、犯人の特定と厳罰に処すことを求めます。遺品であるビデオカメラとテープについても内容の消去など一切の改ざんをすることなく、返却することを求めます。
ビルマの支援国であり、友好国である日本の政府、それに日本の国民のみなさん、ジャーナリストの方々にも、この長井さんの殺害に関して、ビルマ軍事政権へさらに強い圧力をかけるため、行動に参加してくださるよう心からお願いいたします。
私たちは、日本政府に対して、下記の点を速やかに実現されるよう強く要請いたします。
1.長井健司さん殺害の真相究明をビルマ軍事政権へ強く要請すること。
2.長井健司さんのビデオカメラ、テープなどの全遺品の早期返還をこれまで以上に強くビルマ軍事政権へ要請し、これら遺品を確実に取り戻すこと。
以 上
●署名呼びかけ団体:
在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ市民フォーラム(PFB)
●署名活動連絡先・署名用紙集約先:
(郵送またはFAXの受付先です)
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
総評会館3階 ビルマ日本事務所
TEL 03-5296-3010 / FAX 03-5296-7903
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★メールの場合は、下記の部分をご明記の上、PFB事務局(pfb@izumibashi-law.net)までお送りください。
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【賛同します。】
日本人ジャーナリスト長井健司さん殺害の真相究明を求める署名
お名前:
ご住所:
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★第一次〆切:2008年9月24日(水)
★署名活動期間:2008年9月17日(水)~10月19日(日)