2008年10月22日水曜日

署名活動最終報告

10月21日午後、在日ビルマ人のみなさんと共に外務省を訪問し、下記、「要請書」とともに『長井健司さん殺害の真相究明を求める署名』第二次集約分(1,826名)を提出いたしましたので、ご報告いたします。
2008年9月17日から10月19日までの活動期間で、合計2,707名の皆さまから署名をいただきました。ご協力くださった皆様に、心よりお礼申し上げます。どうもありがとうございました。

今後も、一日も早い事態の改善を求め続けたいと思います。


署名提出に加え、在日ビルマ人のみなさんは外務省担当者に対し、今般、日本が国連安全保障理事会の非常任理事国に選出されたことを受け、日本はこれまで以上に、ビルマの民主化の進展に向けた積極的な行動をとる責任があるとし、対ビルマ政策の転換を要請しました。

事務局 宮澤

要  請  書
日本人ジャーナリスト長井健司さん殺害の真相究明と全遺品の返還を求めて

外務大臣 中曽根 弘文 殿 

2008年10月21日

在日ビルマ人共同行動実行委員会(JAC)
ビルマ市民フォーラム(PFB)       


私たち、在日ビルマ人共同実行委員会とビルマ市民フォーラムは、昨年9月にビルマで起きた僧侶・市民への武力弾圧の際、命をおとした日本人ジャーナリスト長井健司さんの殺害の真相究明と遺品の返還が、1年経った今も、未だ実現していないことをうけ、2008年9月17日から10月19日までの間、都内各所(池袋、新宿、渋谷等)で『日本人ジャーナリスト長井健司さん殺害の真相究明を求める署名活動』を行い、多くの方々から賛同署名をいただきました。

第一次集約分として2008年9月26日に881名(739名直筆、142名メール)の署名を外務省に提出しておりますが、本日、再び集めました署名1,826名分をここに提出いたします。(2008年10月21日現在、署名の総計:2,707名)。 

私たちは、日本政府に対して、下記の点を速やかに実現されるよう強く要請いたします。
1.長井健司さん殺害の真相究明をビルマ軍事政権へ強く要請すること。
2.長井健司さんのビデオカメラ、テープなどの全遺品の早期返還をこれまで以上に強く軍事政権へ要請し、これら遺品を確実に取り戻すこと。

また、今後、ビルマ国内で、昨年9月のような流血事件が決して再び起きないよう、平和的に行動し民主化の早期実現を心から希望しているビルマ国民の声を真摯に受け止め、民主国家として、国際社会と共に協力し、行動していただきたく存じます。どうぞ宜しくお願いいたします。

以上